スポニチ

写真拡大

 ◇ナ・リーグ ドジャース1―3ジャイアンツ(2026年4月21日 サンフランシスコ)

 ドジャースの山本由伸投手(27)が21日(日本時間22日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発。6回6安打3失点の力投で、開幕から5試合連続でのクオリティー・スタート(QS=6回以上、自責3以下)を記録したが、初回3失点が重くのしかかり、今季2敗目を喫した。

 修正する間もなく失点を重ねた。初回先頭のアダメスに遊撃内野安打を許すと、キム・ヘソンの送球エラーも絡んで無死二塁。次打者・アラエスに左前打、3番・チャプマンに四球を与えて満塁とピンチを広げた。4番・ディバースに右前先制打を浴び、続くシュミットには中犠飛、さらにイ・ジョンフに右前打を許し、この回3点を失った。

 まさかの初回3失点。ただこの後が山本の真骨頂だった。2回を3者凡退で終え、リズムをつかみ直すと3回には無死からチャプマンをスプリット、ディバースを95.1マイル(約153.0キロ)直球でともに空振り三振。0―3の初回1死一、三塁からギルバートを左飛に仕留めて以降、5回先頭のベイリーに四球を与えるまで、11者連続でアウトを重ねるなど、安定感を取り戻した。

 7回には先頭の8番・ギルバートを95.5マイル(約153.4キロ)直球、続くベイリーを95.7マイル(約154.0キロ)直球、最後は1番・アダメスを95.4マイル(約153.5キロ)のシンカーでいずれも見逃しの3者連続三振。最高の形で自らの出番を締めくくった。

 2回以降の好投について「先発なので序盤に点を取られたりは、これまでもありましたけど、何とかその後、もう2点取られるか、粘るかっていうのは、凄い大きな差になるなっていうのは、これまでも投げてきて実感してますし。今日も初回はまた失点してしまって、本当にすごく悔しかったんですけど、何とか引きずらないように、切り替えてマウンドに行きました」と振り返る。

 失点後のメンタルに関しては「もう何というか仕方ないですし、初回なので。失点はダメですけど、何とか粘っていけば、後半、ひっくり返ることもあると思いますし、その後が、失点した後が大事だなっていうのは自分の中で大切にしてます」と信念を口にした。