【子ども読書の日】小学校がまるごと図書館に 1年生と6年生が一緒に楽しむ 北九州市
4月23日は「子ども読書の日」です。スマートフォンやテレビゲームの普及で、子どもの読書離れが指摘される中、北九州市では本の楽しさを伝える取り組みが行われています。
■小学生
「こんな山道は走れる?一か八かの作戦じゃない?」
「走れるんじゃない?」
「殺人事件を解決するところ、結構おもしろい。」
本を手に楽しそうに話す子どもたち。北九州市八幡東区の市立高見小学校です。
学校をまるごと図書館に見立てた校舎の中で、21日に行われたのは「わくわく読書まつり」です。
本の楽しさを知ってもらおうと、ことし初めて企画されました。
6年生は1年生とペアになって、それぞれ好きな場所に移動します。
■6年生
「ぐりとぐらは目を丸くして叫びました。僕たちもあんなに泳げたらいいな。」
始まったのは、読み聞かせです。45分間の授業の中で、オススメの本を3冊選び、読んでいきます。
■1年生
「おもしろかったです。」
Q.どの本がおもしろかったですか?
「ぐりとぐら。」
■6年生
「1年生も喜んでくれるので、うれしいです。」
Q.本は読みますか?
「時間があったら読みます。」
Q.スマホやゲームもあるけれど、どうですか?
「それだと、スマホやゲームを優先してしまいます。」
本音も飛び出しました。
文部科学省が毎年行っている全国学力・学習状況調査によりますと、授業時間以外で読書を全くしないと答えた小学生は、10年前に比べておよそ1.5倍に増えています。
また、読書好きは、学力調査の正答率が高い傾向にあるという結果も出ています。
スマートフォンやタブレットが普及し読書離れが指摘される中、北九州市では今年度から、本と気軽に接することができる「学校まるごと図書館」を推進しています。
北九州市立の子ども図書館です。
■奥村三枝記者
「子ども図書館では、読書通帳というものがあります。実際に本を借りると、預金通帳のように印字されます。」
読書通帳は、北九州市が8年前から導入している取り組みです。読書の記録が「見える化」でき、これまでに1万人を超える子どもたちが利用しています。
■子ども図書館スタッフ
「読んだ本のタイトルを、ここに記録していきます。」
高見小学校では21日、子ども図書館の出前授業が行われ、手書きのオリジナル読書通帳を作りました。
■4年生
Q.図書館に行ったことはありますか?
「あんまりない。行ってみたい。」
Q.通帳をもらってどうですか?
「いっぱい読めそうだなと。100冊以上は読みたいです。」
■高見小学校・武藤佐予 校長
「AIの時代になって様々な情報があふれている社会だからこそ、活字をもとにして言葉をしっかりと豊かにしていくことが大事になってくると思っています。」
本を読むことで子どもたちの未来を豊かに。
学校では、これからも多くの本と気軽に接することができる取り組みを続けていく予定です。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年4月21日午後5時すぎ放送
