――これは珍しいぞと思いますよね。

こあらちゃん:私も珍しいファンがいるなあって思い、「初めまして」って挨拶したら、「僕、プロレスラーなんすよ」って話しかけられたんです。

――岩崎選手がファンを公言しているのに、顔は調べなかったんですか?

こあらちゃん:全然、調べなかったんです(笑)。当時は格闘技全般が怖いものだと思っていたんです。

――ピアノを嗜む、お嬢様ですからね。

こあらちゃん:テレビで格闘技の中継をしていても、チャンネルを変えちゃうタイプだったんです。でも、「プロレスラー」と聞いたから、「もしかしたら、私のファンって言ってくださっている方ですか?」って聞いたら、「そうです。岩崎です」って言ったんです。

――初めての遭遇ですね。

こあらちゃん:そこでまた「僕、ツイッター(現・X)をやっていて、フォローしています!」って、すごくグイグイ来るんです(笑)。それで、私も「ありがとうございます。フォロー返しますね」って言ったら、ツイッターのDMに「今日はありがとうございました。僕の試合を観に来てほしいんです」ってメッセージが届いたんです。そこから、しばらくはDMでやり取りしていて、その後、試合を観に行ったんですよ。

◆「結婚前提」の真剣告白と、迷いなき即答

――いきなりDMは怖くなかったですか?

こあらちゃん:基本、DMは閉じているんですけど、初対面のときにいい感じだなって、私も思ったんでしょうね。

――格闘技全般に怖い印象があると言いましたが、それは気になりませんでしたか?

こあらちゃん:一度、新日本プロレスを観に行ったことがあるくらいで、「怖い・痛い・殴る」のイメージでした。でも、夫の試合を観に行ったら、ちょうどタイトルマッチで、すごくいい試合だったんです。それで、本気だし面白いし、イメージが変わりましたね。そこでLINEを交換したんですけど、しばらくは会わなかったんです。

――LINEを交換するぐらいだから、多少は気になり始めましたか?

こあらちゃん:そうですね。でも当時はコロナ禍になったので外出があまりできず、そこで私が「いっぱい食べて、いっぱい飲める友達がいたらいいのにな」って、SNSでよく呟いていたんです。それを見たファンの方が「プロレスラーの岩崎選手なら、結構食べるし、お酒も強いし、どうですか?」って返信をしてくれたので、「そういえば岩崎さんっていたなあ」って思い出したんです。

――連絡先を交換したけど、コロナ禍になり忘れかけていた存在が復活したんですね。

こあらちゃん:それで「ご飯でも行きませんか?」って、私から誘ってみたんですよ。でもコロナ禍で飲食店がやっていなかったので、少し収まった数か月後にやっと行けたんです。そこから月1ぐらいで会うようになりました。その頃には、付き合ってもいいかなっていう雰囲気になりましたね。

――どちらから付き合おうって告白したんですか?

こあらちゃん:3回目に会ったときかな? 「付き合おう」って告白されました。

――お付き合いを承諾する決め手はあったんですか?

こあらちゃん:焼肉に行ったんですよ。私は「ビールを飲むぞ!」と意気込んでいたら、「お酒が入る前に大事な話をしたい」って言われたんです。

――こあらちゃんは飲む気満々なのに(笑)。岩崎選手は真剣だ。

こあらちゃん:「何? 何?」って聞いたら、「実は結婚を前提にお付き合いしてほしいと思っているんです。真剣です」と言われて、私は「お願いします」と二つ返事で引き受けました。

――お付き合いの告白と結婚の告白が同時ですか?

こあらちゃん:結婚を前提にお付き合いしたいと言ってきたので、私は「いつ結婚しますか」ぐらいのノリでした。ちょうど結婚を諦めていた時期なんです。