阪神・森下翔太が適時二塁打2本で虎の“サタデー・フィーバー”けん引 佐藤輝に並んだセ・トップ16打点
◇セ・リーグ 阪神4―3中日(2026年4月18日 甲子園)
虎のサタデー・フィーバーをけん引したのは森下のバットだ。打ってほしいところで打つ千両役者ぶりは、この日も健在だった。
「(中野)拓夢さんの走塁ありきですけど、長打が出れば一気に得点に結びつけられるというのが今日の試合で何度も出た。そういうのもタイガースの強み。長打にはこだわりは持ちたい」
0―0で迎えた3回2死一塁の2打席目。大野の初球、カットボールを左翼線へ運ぶ先制の適時二塁打を放った。1点ビハインドの7回1死一塁の4打席目は、杉浦のフォークを右中間へはじき返す同点の適時二塁打。その後の木浪の決勝打を呼び込んだ。1週間前の同戦では初回に大野から決勝本塁打を放ってる。この日は放物線を描けなくても、長打2本でチームを土曜日4戦4勝へ導いた。
「1打席目の1球目から自分のスイングができるように常に準備はしている。準備の結果かなと思います」
日に日に相手バッテリーのマークは厳しくなっていても、甘い球を逃さない。2安打はともに第1ストライクを確実に捉え状態の良さをうかがわせた。「試合の中でダメでも4打席目にしっかり結果を残せるというのは自分の中でも今、自信を持ってプレーできている要因」。これで今季の4打席目の打率は・444(18打数8安打)へ伸びた。この試合では左足をややオープンスタンス気味にして構えるなど1打席ごとにフォームに微調整を加える。この作業がしびれる場面での好結果につながっている。
「同じ打ち方で同じように打てるほど甘くはない。常に工夫しながらやっている」
この日2打点を加え16打点でリーグトップの佐藤輝に並んだ。今季、猛虎は先制点を挙げれば全勝。試合後のヒーローインタビューでも「あしたも先制します」と叫んだ。猛虎の中軸にどっしりと座る男の活躍に、驚く人はもういないだろう。 (石崎 祥平)
○…阪神は先制した9試合すべてで勝利。このうち逆転勝ちは4月4日の広島戦以来2度目で、前回も大竹が先発。5回終了2―3の劣勢で降板したが打線に救われている。これで土曜日は4戦全勝。試合を行った火〜日曜日で唯一の無敗。
