WBCの台湾戦で満塁本塁打を放った大谷翔平(3月6日)=木佐貫冬星撮影

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 【ニューヨーク=木瀬武】米動画配信大手ネットフリックスが16日発表した2026年1〜3月期決算は、売上高が前年同期比16%増の122億4975万ドル(約1・9兆円)、最終利益は83%増の52億8279万ドルだった。

 野球の国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)を独占配信した日本で有料会員数が伸びるなどし、業績を押し上げた。

 日本国内で配信したWBC全47試合の累計視聴者数は3140万人。1〜3月期の有料会員数の伸びは日本が世界トップだった。テッド・サランドス共同最高経営責任者(CEO)は決算説明会で「WBCは大成功だった。これまで日本で配信した番組で最も視聴された」と述べた。

 映画やドラマの配信を主力とするネットフリックスだが、近年はスポーツ中継にも力を入れる。米国では米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)や米大リーグ(MLB)の配信権を取得。WBCの成功を踏まえ、国際的なスポーツイベントも積極的に配信していく方針だ。

 このほか、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収破談に伴う28億ドルの違約金収入も利益を押し上げた。