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 ◇サッカー・関東大学リーグ2部第2節 流通経大2―3城西大(2026年4月12日 埼玉・JOSAI SPORTS FIELD)

 部員が麻薬取締法違反の疑いがある問題で無期限活動停止となっていた流通経大サッカー部が12日、活動停止解除後初の公式戦に臨んだ。関東大学リーグ2部第2節で城西大と対戦し、2―3で敗れた。

 試合前、ピッチに整列して一礼した流通経大イレブン。応援席からは「頑張れ!」というエールとともに拍手が送られた。大麻使用の疑いがある5人を除く全部員が先月31日に違法薬物検査で陰性が確認され、大学は8日に処分を解除。活動停止期間中は学内の施設も利用できず各自で調整してきたため、90分間の実戦は活動再開後、この日が初だった。鈴木浩之監督代行は試合後に取材対応し「なかなかコンディションが戻らないから選手たちは苦しかったと思う。(部員には)“(活動停止中に)チームづくりができなかったことは言い訳にせず、今できること必死にやろう”と伝えてきた」と話した。0―2から一時同点に追いつく猛攻を見せたが、その後は決定機を逃し、2―2で迎えた後半31分に勝ち越しを許した。

 中野雄二監督は職務停止中で不透明な状況は続く。大学側は大麻使用疑いに関与してない部員にもヒアリングを重ね、再発防止にも努めている。チームスタッフは部員へのメンタルケアも継続。鈴木監督代行は「不安は当然あったと思う。相談を受けることもあるし、こちらから声をかけることもある」と話し、今後のリーグ戦へ「与えられた時間で足りないところを補っていく」と語った。次戦は19日に第3節で明治学院大と対戦する。