慶大11点大勝発進!リーグ導入いきなり「DH」小原が大暴れ リーグ初本塁打含む5安打4打点
◇東京六大学野第1週第1日 慶大11―0立大(2026年4月11日 神宮)
開幕し、1回戦2試合が行われた。慶大は11―0で立大に大勝。今季から導入された指名打者(DH)に2番で入った今秋ドラフト候補の小原大和外野手(4年)は、同リーグDH1号となるリーグ初本塁打を含む5安打4打点をマークした。
1925年に始まった伝統のリーグに新たな歴史が加わった。9回2死三塁。小原が逆方向の左中間席へ2ラン。この日から始まったDH制の2試合目で初本塁打となる1号を放ち「歴史に名前を刻めて本当にうれしいこと」と喜びに浸った。
「DH攻略法」は極めてシンプルだった。試合前のシートノックには入らず、ベンチ裏で素振りに励むなど打撃に全神経を注いだ。初回に左翼へ二塁打を放つと、3回2死三塁からは決勝打となる先制の中前適時打。8回にも中前適時打を放つなど、法大・鶴岡一人らが持つ1試合6安打のリーグ記録に迫る5安打で4打点をマークした。13安打11得点での大勝に貢献。堀井哲也監督は「小原が一番(気持ちの)つくり方がうまい」とDH起用した理由を明かした。
花巻東(岩手)出身の外野手。社会人野球からもオファーを受けているが「大学の4年間で絶対にプロに行くと決めています」とプロ志望届の提出を決断。まずはスカウトから注目を集めるためのアピールに成功し「この春に懸けてきました」と汗を拭った。
高校、大学の先輩でもある兄・大樹さんは、花巻東でドジャース・大谷と同期。大谷がメジャー日本選手新の44試合連続出塁を果たした日の大活躍に「名前を残したいという思いで野球に取り組んでいるので、それは大谷さんのおかげ」と笑った。(柳内 遼平)
