ABS秋田放送

写真拡大

中東情勢の影響により、石油からつくられるアスファルトの価格が急激に上昇しています。

県内では冬場に傷んだ道路の補修工事が始まっています。

アスファルトの価格はさらに上がる可能性もあり、工事を請け負う会社からは不安の声が上がっています。

北嶋大聖記者
「道路のひび割れなどに入り込んだ水が冬から春にかけて凍ったり溶けたりを繰り返すうちにもろくなって穴が開きます。こうした穴の補修工事が今各地で行われています」

6日に工事が始まった男鹿市脇本の県道です。

補修に使われるのが石油が原料のアスファルトです。

1件の工事で使う量は最大で約100トンにのぼります。

しかし。

寒風 土木部 近藤雅人課長
「やっぱり3月までの値段からぐっと一気に上がったんでそれは予想外でした」

こちらの会社では先月の仕入れ価格が1トンあたり約2万円でしたが、今月に入って約2万4,000円に上昇。

価格の上昇は来月も続く見通しです。

工事を発注した県との間では物価上昇分の費用を補填する条項が盛り込まれていますが、県の予算にも限りがあるため、実際に適用されるかは不透明です。

企業にとっては死活問題です。

寒風 土木部 近藤雅人課長
「なんとかやっていかないといけないので。うん。一般の人、穴に落ちてタイヤパンクしたっていうのも困るので、やっておきます」

車の安全走行には欠かすことができない道路の補修作業。

中東情勢は地域のインフラを守る現場にも影響を及ぼしています。

※午後6時15分のABS news every.でお伝えします