夫婦ふたり「無理なく」節約できる習慣3つ。食費は月1万円減、買い物のムダが減った
家事やおしゃれの負担を減らし、無理なく節約につなげた実例を紹介します。教えてくれたのは、夫婦2人のミニマルな暮らしを発信するOdekoさん(40代)。以前は、家事もおしゃれも「きちんとこなすこと」を優先するあまり、満足感より出費がかさんでいたそう。しかし、「ちょうどいい」基準を見つけてからは一変。具体的な工夫を伺いました。

「ファッションアイテム」とのちょうどいい距離感

以前の私にとっては、流行の服を着ることがおしゃれの基準。雑誌やSNSで見かけたアイテムを熟考せずそのまま購入することも多くありました。
ただ、流行はあっという間に過ぎていきます。クローゼットには数回しか着ていないのに飽きてしまった服が並び、どこか虚しさを感じるように。思いきって、長く着られそうなシンプルな服をそろえてみたものの、それはそれで少しつまらなさも感じました。
「服を楽しみたい気持ち」と「長く着続けたい気持ち」。両方のバランスを取るために、流行との距離感を見直すことにしました。
ベーシックなデザインの服には、靴やバッグ、小物で変化をつけてみたり。流行の服をクローゼットに1着だけ取り入れてみたり。
大事にしているのは流行から離れすぎず追いかけすぎず、「ほどよい距離感」をもつことです。
また、服を買いすぎないことも意識するようになりました。
以前は毎月のように服を買っていましたが、流行は今だけ。新しい服は「着られなくなる前にちゃんと着倒せる枚数に絞る」というルールを設けました。今では、服を買う頻度は半年に1、2着くらい程度に収まっています。
長く愛用できる服もありながら、今を楽しむ服もある。購入する服のバランスを取ることが、節約にもつながっています。
「若く見せる」よりも大切にしていること

年齢を重ねるにつれて強くなる「老化への不安」。
がんばって美容情報を追いかけ、がんばって新しいアイテムを買い漁り…少しでも老化を止められるようにと、金銭的にも無理をしていました。
ただ、どれだけがんばっても不安は解消させません。目尻のシワが気にならなくなってきたら、今度は首のシワが気になったり…。「不安は不安を連れてくる」のかもしれないと気づき、「老化にあらがう」ことをやめてみたのです。
今は、「若く見せること」より「自然に見せること」を大切にしています。
不自然に若く見せる必要もないし、なにもせず老化を進める必要もない。今の年齢の自分を受け入れながら、最低限のケアは怠らない。そんな、「ちょうどいい」がんばりどころをみつけてからは、ぐっと気持ちがラクになりました。
基礎化粧品も、導入液から美容液までのフルラインナップから、化粧水と乳液だけに。ファンデーションも使わなくなり、結果として、節約にもつながりました。自分にとっての「ちょうどいい」がわかると、不思議と余計なものを買わなくなるのです。
いまは浮いたお金でスポーツジムに通うようになり、体の内側から健康になる努力を始めています。
副菜をつくらない「シンプルな料理」がちょうどいい

料理にも「ちょうどいい」がんばりどころがありました。
以前は、主菜に副菜2品、そして汁物と、品数を増やすようがんばっていました。しかしその分、調理時間は長くなり、調理道具も増える一方に。食器の数も多くなり、洗いものも負担になっていました。
洗い物まで終わると「もうぐったり」で、ごほうびのプリンは欠かせない。やる気が出ない日は外食をしたりと、品数にこだわってがんばろうとするあまり、かえってムダが増えていたのです。
今は、シンプルな料理で栄養バランスだけ気をつけるスタイルに変更しました。献立は野菜をたくさん取れるスープや鍋、肉や魚の蒸し料理が中心です。副菜はつくりません。
品数を増やさないようにしただけで、台所仕事がぐっとラクになり、ムリなく続けられるようになりました。
外食の回数も半分くらいに減り、調理道具も買いたす必要がなくなって、洗いものがすぐに終わるように。家事ストレスが減って、ごほうびのプリンの頻度も減りました。
以前は食費に月6万円以上かかっていましたが、今では毎日3食つくって、月5万円以内に安定。
ファッション、美容、料理。ムリなく続けられる「ちょうどいい」バランスをみつけられたことで、日々の暮らしがさらに心地よくなり、自然と出費も減っていきました。
