そして、ルクレール氏のために考案された特別なカクテルが披露された。「シーバスリーガル18年 ミズナラ カスク フィニッシュ」をベースに、梅酒、ハチミツのミード、桜を抽出したインフューズドウォーターの香りを重ねたもの。ルクレール氏自らが、氷にシーバスリーガルを象徴するラッケンブースマークを刻印し、金箔をあしらい、仕上げに桜の花を添えると「家族や友人と特別な瞬間を祝うときに飲みたい」という特別な1杯が完成した。

ルクレール氏は住まいのあるモナコでさまざまなシーバスリーガルを試す機会があり、その中で気にいったのが「シーバスリーガル18年」だったという。それからスコットランドにある蒸留所にも足を運び、職人たちのチームワークによってウイスキーがつくられていることに驚き、感銘を受けたと話す。

「いかに仕事に情熱を注いでいるか、チームワークがとても重要で、すべてのものが調和しないとうまくいかない。それはウイスキーづくりとレースの世界に共通するものだと思います」

続いてヒスロップ氏は次のように語った。
「情熱を惜しまず時間をかけることが大切です。18年という歳月があってこそこのウイスキーは生まれました。これまでスペイン、アメリカ、フランス、などさまざまな国から樽を購入していますが、日本のミズナラ カスクがもっともクオリティが高い。それはもう色々見てきた私が保証します。そのクラフトマンシップはシーバスリーガルの哲学と共鳴するものです」

最後にルクレール氏に、特別なプレゼントとして特製のだるまが手渡され、その場で片方の目を入れて鈴鹿での勝利を祈願した。日本GPの決勝レースでは素晴らしい走りをみせ3位と善戦したが、目指すはやはり表彰台の頂点。だるまのもう片方の目と勝利のカクテルは次のGPまでお預けということのようだ。

文:藤野太一 写真:ペリノ・リカール、オクタン日本版編集部
Words: Taichi FUJINO Photography: Pernod Ricard, Octane Japan