JA共済連兵庫『自転車交通安全ゲーム』兵庫県警へ寄付 “自転車青切符”取り締まりスタート
4月1日、自転車の交通違反に反則金制度(青切符)が導入された。16歳以上の自転車運転者が対象。


信号無視やスマートフォンなどを手で保持して、自転車に乗りながら通話する行為、画面を注視する行為、一時不停止、飲食運転などの違反に反則金(5000円〜1万2000円)が科される。

スマートフォンを見ながらの運転(ながらスマホ)は1万2000円、傘差しやイヤホンは5000円。飲酒運転は即時検挙となる。
違反対象は113項目。期限内に反則金を納付すれば、刑事罰(前科)はつかない。
この改正を前に、JA共済連兵庫(全国共済農業協同組合連合会兵庫県本部・神戸市中央区)が、交通安全の視聴覚教材セットを兵庫県警に寄付した。教材は県警本部と県内の警察署(全46署)に2部ずつ配布された。

■自転車需要の高い10代後半ターゲットに
交通安全の啓発はこれまで、幼稚園児や小学生、高齢者に向けて行われていたが、今回は通学をはじめ、日常生活で自転車を利用することが多い高校生が対象。

JA共済連が制作したDVD『自転車交通安全ゲーム』は、異空間に迷い込んだ男子生徒が主人公で、“自転車のルールを守らないと現実の世界に戻れなくなる”というサバイバルゲーム風DVD動画で、楽しく交通ルールを学ぶことができ、交通ルールを守る大切さを伝える。


JA共済連兵庫の三森京介本部長は「高校生がこの教材をきっかけに道路交通法の理解を深め、事故のない学校生活を送ってほしい」 と話す。
■自転車に乗る人、どうとらえるか...
兵庫県警によると、県内の人身事故のうち25%が自転車がからんでいるという。特に神戸市内や阪神間といった都市部は平地も多く、自転車事故が発生しやすい。
神戸市内や尼崎市内、明石市内で自転車を運転する10代後半から60代の男女は、ラジオ関西の取材に対し、「ついついスピードを上けてしまう」「音楽を聴きながら運転すると爽快」「歩いている人が(自転車を)避けてくれる」と、自転車運転が抱える危険な実態が浮き彫りに。
一方、「自転車だったら、何も“おとがめ”がないのはおかしい。マナー違反がどんどん増えているので、厳罰化は仕方ないのかも」という声も聞かれた。

