イタリアメディア『トゥットスポルト』が29日、イタリア代表戦の実況・解説を務めた北川義隆アナウンサーと細江克弥氏のコンビを「ミラノでもローマでもナポリでもない。イタリアの最も熱狂的なサポーターは1万3000km以上離れた日本に住んでいる」と紹介している。

 北川アナと細江氏はセリエA中継などを担当しており、イタリアサッカーを愛する識者としてサッカーファンの間で知られている。26日には北中米ワールドカップ欧州プレーオフ準決勝・イタリア対北アイルランドの一戦を『DAZN』で担当。イタリアが2-0で勝利したこの試合では中立で実況しつつも、得点時には喜びが声に溢れており話題になっていた。

 さらにDAZNは中継ブース内の映像をSNSにを投稿。イタリア代表のユニフォームを着た両氏の、特に北川アナがゴールに喜ぶ様子が公開されると「北川さんがどんなリアクションか気になっていたので助かる」「お二方とも大好き」「想像通りで安心しました笑」と大きな反響を呼んだ。

 そうした反響はイタリアにも伝わったようで、地元メディアは「何百万人ものイタリア人がソファーで不安そうに試合を見守っていたが、トナーリとキーンのゴール時に一番喜んだのは間違いなく日本の放送席だった」と2人を紹介。「2ゴールが決まったとき、日本の実況アナたちは大喜びで笑顔を見せて抱き合った。イタリアサッカーの情熱は燃え広がる炎のように広がり、日出ずる国に到達した」と伝えている。

 また、イタリアのSNS上でも「組織への反発から敗戦を願う一部のファンよりも、彼らの方がイタリア人らしい反応を見せている」などと話題になっている模様。同メディアは31日のプレーオフ決勝で3大会ぶりのW杯出場を決め、2人が同じように喜び合う姿を見られるのか注目している。