家がきれいな人が「やってよかった」玄関の工夫4つ。靴はひとり一足まで、シンプルなルールで自然と片付く
玄関をすっきり片付けるための工夫を紹介します。今回教えてくれたのは、20年間の“汚部屋暮らし”を経験した片付け収納スペシャリスト・おさくさん(30代・3児の母)。玄関は靴や傘、カバンなど、限られたスペースにものが集中しがちですが、もののもち方にシンプルなルールを設けることで、散らかりにくく、きれいな空間をキープできるそう。詳しく伺いました。

1:玄関のたたきに出す靴は「ひとり一足まで」
汚部屋だった頃は、靴をしまう習慣がなく、履いた靴はすべてそのまま玄関に出しっぱなし。オフシーズンの靴まで並んで、明らかに玄関のキャパシティを超えていました。
そこで「玄関に置くのは今履く靴だけ」「玄関に出す靴はひとり一足まで」というルールを設けることに。履かない靴やオフシーズンの靴は必ず靴箱へ戻すようにしました。こうすることで靴の数自体を見直すきっかけにもつながっています。
玄関の床に余白が生まれ、家族みんなが使いやすい玄関になったことで、帰宅したときの「ただいま」の気持ちも、以前とは大きく変わりました。
2:傘は「1人1本まで」
汚部屋だった頃は、傘立てにビニール傘が何本も重なり、壊れたままのものや、子どもが小さかった頃のキャラクター傘まであふれていました。
傘は処分方法がわかりにくく、ついあと回しにしがち。結局「あれば使うだろう」と処分を遅らせて、そのままため込んでしまっていたのです。
そこで調べてみたところ、傘はうちの自治体では「燃えないゴミ」として処分可能。処分方法を確認して、使わない傘を一気に手放したことで、傘立てがスッキリしました。
今では「1人1本まで」をルールに、それ以上はもたないと決めています。
※ 傘の分別区分は自治体によって異なります。処分の際は、お住まいの市区町村のルールを確認してください
3:カバンは帰ったら「かけるだけ」

カバンは家のなかで置き場所を決めておらず、帰宅するたびに床や玄関先に置きっぱなしになっていました。
そこでリビングに入る前の廊下にフックを取りつけ、「帰ったらここにかける」とルールをもうけることにしました。
ポイントは「かけるだけ」ということ。わが家では、石こうボードに簡単に取りつけられる無印良品の「壁に付けられる家具3連ハンガー」をつかってフックを増設。玄関周りのアイテムをまとめて管理しています。
棚やクローゼットに「しまう」のではなく、帰宅動線に手軽に戻せる定位置をつくることで、意識しなくても自然と片付く習慣ができて散らかりにくくなりました。
4:子どもの外遊びグッズは「投げ込んでしまう」だけ

子育て中、玄関に散らかりがちなのが、ボールや縄跳びなど子どもの外遊びグッズ。
「ちゃんとしまって」と声をかけても、ほとんど効果はありませんでした。
そこで子どもが自分で片付けやすいよう、玄関近くに収納ボックスを設置。ルールは「ここに入れるだけ」とシンプルにしました。
投げ込むだけですぐに戻せる、子どもに合わせたハードルの低い仕組みをつくったことで、声をかけなくても自然と片付く玄関になりました。
すっきりした玄関から始まる朝は心地よい

以前は来客のたびに「玄関だけは目をつぶって」と思っていた私でしたが、今では見られても気にならなくなりました。
それだけでなく、スッキリした玄関で「行ってきます」が言える毎朝が、こんなに気持ちいいとは思っていませんでした。
まずは、出しっぱなしになっているものの定位置をひとつ決めるところから。それだけで玄関は変わり始めます。
