【デジカメ調査室】冴え渡る高感度!夜間撮影を極めたオリンパス「FE-250」
オリンパスから2007年2月に発売された薄型デジカメCAMEDIA「FE-250」は、ケタ違いの世界最高感度「ISO10,000」と800万画素の高画質を誇る。FEシリーズの最高級モデルとして君臨する、まさにスゴ腕の“超高感度”デジカメだ。本体カラーはシルバーのみ。オープン価格で、実勢価格は4万円前後となっている。
写真:本体の厚みは約22mm
レンズの焦点距離は35〜105mm(35mm版換算)。最短撮影距離は、広角端で30cm、望遠端で50cmからとなる。また、スーパーマクロ使用時は、10cmの接写が可能だ。撮影できる画像のアスペクト比は、4:3のみ。最大記録解像度は3,264×2,448ピクセルで、動画なら最大640x480ピクセル、30fpsの撮影ができる。
写真:レンズの焦点距離は35〜105mm(35mm版換算)だ
背面液晶には、2.5型のTFTカラー液晶を採用、約23万画素の表示が可能。暗いシーンでも被写体をしっかり映し出せる「ブライトキャプチャー」を備え、夜や暗い室内でも構図の確認が簡単にできる。高感度撮影に強いCAMEDIA「FE-250」に最適な液晶だといえるだろう。ただしノングレアタイプなので、晴天時の屋外では若干見えづらさを感じることがある。
写真:2.5型、23万画素のTFTカラー液晶
FE-250の操作ボタンは、液晶の右側に集中している。背面に配置されているのは、撮影ボタンと再生ボタン、モードダイヤル、十字ボタンとその中央にあるOKボタン、MENUボタンと消去ボタンの7つ。どのボタンも大きめで押しやすい。1ボタンに1機能を設定しているため、複雑な操作はなく、初心者にも手軽かつ確実に扱うことができる。
写真:背面の操作ボタン部
対応する記録メディアは、xD-ピクチャーカード。そのほか、約20Mバイトのメモリーを内蔵している。バッテリーは専用のリチウムイオン充電池を使用して、撮影可能枚数 約190枚(CIPA規格)だ。
写真:本体下部のカード&バッテリースロット
※画像サイズが300万画素(2,048×1,536ピクセル)以下の場合
写真:ISO10,000まで設定が可能
高感度撮影のメリットは、夜景だけではない。動きの速いスポーツシーンや子ども、ペットなども高感度で撮影すれば、シャッタースピードが速くなり、ブレを防止してくれる。夜間にとどまらず、日中にも活躍してくれるのが魅力だ。
写真:夜景をISO100で撮影
写真:夜景をISO10,000で撮影
写真:標準倍率で撮影
写真:光学3倍ズームで撮影
写真:12倍ズーム(光学ズーム+デジタル)で撮影
写真:ガイド撮影画面
※シーンモード10種類
スポーツ/キャンドル/自分撮り/夕日/オークション/屋内/風景/ガラス越し/打ち上げ花火/料理/文書
風景撮影1/風景撮影2/マクロ撮影3/夜景撮影4/夜景撮影5/夜景撮影6
マクロやスーパーマクロ撮影時に、ピントのもたつきを感じたり、液晶が見えづらい点など、若干物足りなさを感じる点もあったが、機能の説明がモニターに表示される「メニューガイド」や、選択するだけでカメラ設定が完了する「ガイド撮影」などの操作性は実にスマート。取扱説明書を開くことなく、すぐ撮影を始められ、デジカメ初心者にお勧めの高機能かつ使いやすい親切デジカメだ。
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■CAMEDIA FE-250
■オリンパス
編集部:南郷 あかり
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■上質感あふれるアルミニウム・ボディ
「FE-250」の本体は、W94mm×H56.5mm×D22.3mm(突起部含まず)、重さは115g(メモリーカード、バッテリー含まず)。外装は、シンプルかつ高級感漂うアルミニウム仕上げで、薄さとデザインを徹底的に追及した携帯性に優れる薄型コンパクトモデルだ。写真:本体の厚みは約22mm
写真:レンズの焦点距離は35〜105mm(35mm版換算)だ
背面液晶には、2.5型のTFTカラー液晶を採用、約23万画素の表示が可能。暗いシーンでも被写体をしっかり映し出せる「ブライトキャプチャー」を備え、夜や暗い室内でも構図の確認が簡単にできる。高感度撮影に強いCAMEDIA「FE-250」に最適な液晶だといえるだろう。ただしノングレアタイプなので、晴天時の屋外では若干見えづらさを感じることがある。
写真:2.5型、23万画素のTFTカラー液晶
FE-250の操作ボタンは、液晶の右側に集中している。背面に配置されているのは、撮影ボタンと再生ボタン、モードダイヤル、十字ボタンとその中央にあるOKボタン、MENUボタンと消去ボタンの7つ。どのボタンも大きめで押しやすい。1ボタンに1機能を設定しているため、複雑な操作はなく、初心者にも手軽かつ確実に扱うことができる。
写真:背面の操作ボタン部
対応する記録メディアは、xD-ピクチャーカード。そのほか、約20Mバイトのメモリーを内蔵している。バッテリーは専用のリチウムイオン充電池を使用して、撮影可能枚数 約190枚(CIPA規格)だ。
写真:本体下部のカード&バッテリースロット
■超高感度の極み!ダテじゃない世界最高の「ISO10,000」
FE-250の最大の特長は、世界最高の「ISO10,000」※までの高感度撮影ができるところだ。薄暗い場所や夜景も三脚を使わず、手持ちで撮影することができ、まさに夜間撮影のスペシャリストだ。夜景は最も手ブレが起こりやすく、せっかくのシャッターチャンスも「暗いから」と諦めがちだが、FE-250ならそんなシーンでも手ブレ知らずの写真が撮れる。高感度撮影に特有のノイズがのった写真にはなるが、使っていくうちに夜景撮影の魅力にどんどんハマってしまう、そんな新しい写真の楽しみを与えてくれるカメラなのだ。※画像サイズが300万画素(2,048×1,536ピクセル)以下の場合
写真:ISO10,000まで設定が可能
高感度撮影のメリットは、夜景だけではない。動きの速いスポーツシーンや子ども、ペットなども高感度で撮影すれば、シャッタースピードが速くなり、ブレを防止してくれる。夜間にとどまらず、日中にも活躍してくれるのが魅力だ。
写真:夜景をISO100で撮影
写真:夜景をISO10,000で撮影
■光学3倍のズーム機能
FE-250のズーム機能は、光学ズーム3倍、デジタルズーム4倍、二つを併用して最大約12倍のズームが可能だ。ただし、ご存じの通り、デジタルズームは画質の劣化を伴うため、高画質で撮影したい人が実質で使えるのは3倍までとなる。写真:標準倍率で撮影
写真:光学3倍ズームで撮影
写真:12倍ズーム(光学ズーム+デジタル)で撮影
■ガイドつき!限りなく親切な操作性
「FEシリーズ」は、手にした瞬間からカメラの機能を使いこなせるように、簡単な操作性を追求している。「逆光で撮影したい」など、目的別の撮影ガイドを選択していくだけで、カメラの設定が自動で完了する「ガイド撮影」や、選択した機能の詳細を画面に表示する「メニューガイド」など、ガイド機能が充実している。懇切丁寧な操作性で、取扱説明書を開く手間いらずだ。写真:ガイド撮影画面
■シーンモードにペットモードを追加
モードダイヤルから選べる撮影モードは、「AUTO」「ぶれ軽減」「ポートレート」「風景」「夜景&人物」「SCENE」「GUIDE」「動画撮影」の8種類。さらに「SCENE」を選択すると、10種類のシーンモード※が選択可能。動きの速いペットでもブレや赤目を防いで撮影できる「ペットモード」が新たに追加され、状況に応じた最適な設定で撮影できる。※シーンモード10種類
スポーツ/キャンドル/自分撮り/夕日/オークション/屋内/風景/ガラス越し/打ち上げ花火/料理/文書
■実写撮影
写真:FE-250で撮影したサンプル写真(5点)風景撮影1/風景撮影2/マクロ撮影3/夜景撮影4/夜景撮影5/夜景撮影6
■超高感度で夜景撮影が楽しくなる!
夜景の美しさは格別なものがあるが、写真で残そうとするとブレが起こったり、なかなか撮影がうまくいかず悔しい思いをした経験はないだろうか? そんなときも、このFE-250の超高感度撮影なら手持ちで難なく撮影をやってのけてくれる。さすが世界最高と謳うだけの実力の持ち主だ。マクロやスーパーマクロ撮影時に、ピントのもたつきを感じたり、液晶が見えづらい点など、若干物足りなさを感じる点もあったが、機能の説明がモニターに表示される「メニューガイド」や、選択するだけでカメラ設定が完了する「ガイド撮影」などの操作性は実にスマート。取扱説明書を開くことなく、すぐ撮影を始められ、デジカメ初心者にお勧めの高機能かつ使いやすい親切デジカメだ。
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■CAMEDIA FE-250
■オリンパス
編集部:南郷 あかり
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