チェルシーは2億9650万ポンドの補強を正当化できるか 現状あまりに少ない新加入選手の出場時間
プレミアリーグ第7節では、昨季王者リヴァプールをホームに迎えるチェルシー。2勝2分2敗の勝ち点「8」と出遅れた印象があり、ここでなんとしても首位チームを叩いておきたいところだ。
開幕前は積極的な補強を行い、CWCを制したこともあって期待感が高かったチェルシー。だが、ここまでは正直、期待外れと言っても言い過ぎではない。『sky sports』によれば今夏の選手獲得にかかった費用は2億9650万ポンドにものぼるが、それに見合う結果は出ていない。
もちろん、レギュラー格と目されたFWリアム・デラップ(出場92分)が負傷し、ガルナチョは加入が遅かったなどの理由があるにはある。しかしガルナチョのほか、MFファクンド・ブオナノッテが45分、そしてMFダリオ・エスーゴは未だに0分と、お金をかけた割に選手を使っていない。10人の総出場時間は1152分だ。
同じく今夏に大金を使い、大量補強したアーセナルは8人の新加入選手がおり、マルティン・スビメンディ530分、ヴィクトル・ギェケレシュ486分ほかプレミアリーグで合計1803分の出場時間が与えられている。リヴァプールでもミロシュ・ケルケズ456分、フロリアン・ヴィルツ437分など、合計1445分の出場時間が新加入選手に与えられている。比較すると、チェルシーは使ったお金のわりに新加入組を活かせていないといえる(データは『FBREF』より)。
チェルシーが支出した2億9650万ポンドは正当化されるのかと『sky sports』も疑問を呈しており、補強の効果のほどが疑わしくなっている。選手が多すぎるという理由もあるのだろうが、エンツォ・マレスカ監督は得意のローテーションでこのスカッドを最大限に活かし、優勝戦線に食い込むことはできるだろうか。
