母子2人暮らし「40平米の賃貸1LDK」を最高の空間に。自分と子どもに心地よい家づくりとは?
離婚後40平米の賃貸物件に引っ越し、保育園に通う子どもと2人暮らしをしているインテリアコーディネーターのMAKOさん。「子どもとつくるおしゃれな暮らし」をモットーに、インスタグラムで発信する家づくりのアイデアが支持を集めています。ここでは、MAKOさんが現在の住まいを見つけるまでのこと、自分にも子どもにも心地よい家を目指すうえで大切にしていることなどを伺いました。

住んでいた家が急に解約…バタバタで始まった新居探し

離婚して息子と2人で新しい生活を始めることになり、物件探しで私が重視したのは「1LDKであること」と「子どもの保育園が近いこと」。子どもにとって環境の変化は大きな負担になりますから、保育園を変えるのは避けたかったんです。
じつは、現在の住まいは内見ができないなかで決めました。それまで住んでいた家や駐車場は元夫の名義で、離婚することが決まったときに解約されてしまい、急いで住む場所を見つけなければならない状況で…。引き渡しまで不安でしたが、「もうやっていくしかない」と腹を決めたときのことを今でもよく覚えています。

そんな怒涛の日々のなかで見つけた新居。いちばんの決め手は間取りでした。私は自宅で仕事をすることも多いので、リビングからプライベート空間である寝室が見えやすい間取りは避けたいと考えていたんです。
その点で、リビングと寝室の間にキッチンがあることで、プライベート空間と距離があるこの家は理想的でした。およそ40平米と決して広くはありませんが、これまでインテリアコーディネーターの仕事で得た知識を活かし、工夫しだいで十分な生活空間を確保できると思いました。
家づくりで自分と向き合い知った「本当の心地よさ」

これまで住んでいた家は当時の夫名義だったこともあり、壁紙を変えたりするにも一応相談する形をとっていました。私の好みだけでなく、夫の意見も取り入れた家具の配置や選び方をしていたので、自分の思い描く「心地よい暮らし」を100%実現するのは難しかったと思います。
なので新しい住まいでは、「ブランドや価格にとらわれず、本当のお気に入りだけを集めていこう」と決めました。物理的な広さは変えられないけれど、限られたスペースのなかでも、心地よく過ごせるように工夫したいと思ったんです。

なかでもとくに意識したのは、子どもとの暮らしを考えた空間づくり。
私の好みだけでなく、子どもの感覚を刺激するような部屋づくりを目指しました。部屋が狭くても、子どもの心や体に与える影響を考えて空間を整えることが大切だと思っています。
インテリアのアイデアをとおして伝えたいメッセージ

その後、賃貸OK・子どもと一緒に楽しめるインテリアや部屋づくりについてインスタグラムで発信するようになり、気づいたことがあります。
「おしゃれなインテリアをそろえれば、心地よい家になる」と考えている方も多いのですが、インテリアはあくまでも手段のひとつ。大切なのは「自分自身と向き合って、本当の心地よさを明確にすること」だと私は考えています。
小手先のテクニックでインテリアだけ整えても、「家事がしやすい動線」や「自分が気に入って選んだものを使っているか」といった根本的な部分が解決しなければ、結局満足はできないし、心地よい暮らしを手に入れることは難しいと思うんです。このような「自分自身と向き合って家づくりをすることの大切さ」も、発信をとおしてお伝えしていけたらと考えています。
