麦焼酎の魅力にハマる東京の店2選! 夏にぴったりな焼酎が楽しめる

ソーダ割り推奨の焼酎が増えたことで、幅広い世代から急激に支持を集めている焼酎。飲みやすさはもちろん、どんな料理にも合わせやすいのが理由でしょう。今回は、麦焼酎の世界への扉を開くのに最適なお店をご案内します。焼酎の数の多さはもちろん、料理と相性のいい飲み方を提案してくれる良店揃いです。
前割りした麦焼酎のまろやかさと香りにぐんと引き立つ料理の味『杉六』@門前仲町
かつての焼酎ブームの折にオープンし、長らくカウンターに立ってきた店長の野田兼誠さんもまた、焼酎に身も心もからめとられたひとり。バックバーにはそんな彼のアンテナに引っかかったボトルがズラリ。
芋も米もとまんべんなく揃えるなかでも、やはり麦は料理との合わせに欠かせぬ存在だ。その料理の柱となるのが南アルプスの美桜鶏。素材を立たせたシンプルな焼き物に持ってきたのが、水と麦焼酎をほぼ半々にして寝かせた前割りのお銚子だ。
前割り焼酎Craftsman多田キャンティブラウン680円、焼物5種盛合わせ1980円

前割りに麦というのも珍しいし、この時季に燗というのも乙なもの。試してみれば部位ごとの滋味を、ふくよかな香りと加水熟成のまろやかなコクが包み込み、ほっと心がほぐれるペアリング。
もちろん今注目が集まる新しいタイプの味わいや、はたまた昔ながらの造りを続ける酒蔵のボトルも揃え、焼酎好きの全方向をカバーしてくれる。

店長:野田兼誠さん「今だけのお楽しみ、夏酒もたくさんありますよ」

[店名]『杉六』
[住所]東京都江東区門前仲町1-5-2・1階
[電話]03-3643-1777
[営業時間]17時〜24時(フード23時、ドリンク23時半LO)※土は〜23時(フード22時、ドリンク22時半LO)
[休日]日・祝
[交通]地下鉄東西線ほか門前仲町駅4出口から徒歩2分
夏野菜と魚が彩る目にも楽しい料理と涼やかな焼酎ソーダ『干支屋(ゑとや)』@学芸大学
達筆な文字でびっしりと書かれた品書を眺めているだけで、あれもこれもと夢は広がるばかり。でもまずは旬の野菜たっぷりの「おばんざい盛」から始めるのが正解。これには、どんな料理にも寄り添う麦焼酎「情け嶋」をぜひ。
おばんざい盛(一人分)580円、情け嶋減圧麦ソーダ割り473円

店主の広瀬さんは元々酒場好き。いつしか自分でも店をやりたいと思うようになり、名店の門を叩いた。料理は一見シンプルながら、意外性のあるひと工夫が光る。例えば、つるむらさきの下にめかぶを忍ばせたり、きんぴらに柚子山椒を使ったりと、心ときめくエッセンスを加えるのが上手い。
食べ歩きにもよく行くそうで、どこに行っても頭の中で常に食材の組み合わせを考えてしまう根っからの料理人だ。〆には、「甘いもので飲むのも好き」という広瀬さんが推す「焼酎いちじくレーズンバター」を、黒糖焼酎と味わえば、心もほどける至福の時間だ。

店主:広瀬羊右さん「四季折々の旬の味にピッタリの夏焼酎も入荷します」

[店名]『干支屋(ゑとや)』
[住所]東京都目黒区鷹番2-21-19
[電話]03-4500-0705
[営業時間]17時〜24時※土・日は12時〜
[休日]不定休※Instagram参照
[交通]東急東横線学芸大学駅東口から徒歩3分
撮影/西崎進也(杉六)、貝塚隆(干支屋)、取材/菜々山いく子(杉六)、岡本ジュン(干支屋)
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年8月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「ソーダ割りが旨いカジュアルバー2選 これは焼酎の概念が変わる!」では、焼酎の概念を変えるソーダ割りを提供するバーをレポートしています。


