V・ファーレン長崎は16日、下平隆宏監督との契約解除を発表した。なお、新監督には、高木琢也代表取締役兼C.R.Oが就任することが併せて発表されている。13年から18年まで長崎の指揮を執った高木氏は、22年5月まで相模原を率いており、3年ぶりの現場復帰となる。

 下平監督は24年1月にヘッドコーチとして招聘されたものの、ファビオ・カリーレ前監督の二重契約問題により、同年2月から指揮官に正式就任。チームはJ2第3節から第24節にかけてクラブ記録の22試合無敗(14勝8分け)を達成した。首位に立つ時期もあったが、最終的に3位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ準決勝で仙台に1-4で敗れてJ1昇格は叶わなかった。

 さらなる躍進が期待された2年目の今季は、開幕6戦無敗(4勝2分け)と好スタートを切ったものの、その後は3連敗を喫するなど、7戦未勝利(3分け4敗)と失速。第19節終了時点で7勝7分け5敗の勝ち点28で8位となっていた。

 田河毅宜代表取締役社長はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。

「この度、V・ファーレン長崎は、下平隆宏監督との契約を終了し、後任として、高木琢也代表取締役 兼 C.R.Oが監督に就任いたします。

まず、下平隆宏監督には、就任以来チームのために尽力いただいたことに心から感謝申し上げます。下平監督の指導の下、チームは成長を遂げ戦い抜いてきました。昨シーズンはJ1昇格まであとわずかというところまで、導いていただきました。チームに対してのこれまでのご功績を称え、深く敬意を表します。

今シーズンは、J2優勝、J1昇格を最大の目標として掲げ、スタートいたしました。昨日開催されたRB大宮アルディージャ戦をもって前半戦が終了し、7勝7分5敗、8位という結果となりました。クラブが望んだ成績には遠く及ばない状況ではありますが、選手・スタッフは一丸となって改善への努力を続けてまいりました。チームは着実に成長を続けているものの、シーズンを通して結果を出し続けるためには、更なる改善のスピードアップが必要であると考え、現時点での変化が必要であると判断いたしました。この決断は、決して容易なものではなく、優勝、昇格を目指すクラブにとって、非常に苦渋の決断ではありますが、今シーズン後半をより良い方向へ導くため、今回の監督交代という決断に至りました。

新監督には、クラブを内側から深く理解し、長崎のサッカーを愛する高木琢也氏に就任いただくことになりました。高木新監督には、今シーズンチームが築き上げたものを尊重しつつ、更なる改善を加え、結果を出すチームへと成長させてくれることを期待しております。チームを新たなステージへと引き上げ、J1昇格という目標を必ず達成してくれると信じています。

最後に、ファン・サポーターの皆様、そしてステークホルダーの皆様には、今回の決定についてご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。チームは、高木新監督のもと、改めて一致団結し、優勝、そしてJ1昇格という目標に向けて、強い覚悟を持って戦います。今後とも、熱いご声援のほど、よろしくお願いいたします。」