鹿児島の城山ストアー西原商会の傘下に 全従業員の雇用継続
鹿児島市内に4店舗のスーパーを展開する城山ストアーの事業が業務用食品卸の西原商会に引き継がれ100%子会社になりました。城山ストアーはコンビニやドラッグストアの台頭などの影響で7年ほど前から赤字が続いていたということです。
2日午後。鹿児島市内で開かれた記者会見。城山ストアーの池畠 丈二 社長、その隣の席についたのは、西原商会の西原 一将 社長です。
「西原商会から約50年の歴史を持つ鹿児島の老舗スーパーと従業員の雇用を守りたい。大変ありがたい言葉をいただいた。西原商会の下で当社事業の再建を図ることを決断した」
城山ストアーが1日付で業務用食品卸の西原商会の100%子会社としてグループ企業になったことを発表しました。西原社長が代表取締役会長に就き池畠社長は引き続き社長を務めます。すべての正社員、58人、パート、アルバイト、契約社員はそのまま雇用するということです。
(西原商会・西原社長)
「我々がどんどん小売りに進出していくという思いでは全くない。城山ストアーの従業員、お店のお客様を守りたい、店を守りたいという思いで引き受けた」
城山ストアーは1970年創業、一時は15店舗を展開しましたがコンビニやド ラッグストアの台頭などの影響で経営が悪化し4店舗に縮小。約7年前から赤字が続いていたといいます。
(内田キャスター)
「城山ストアーの代名詞とも言えるのが手作りの惣菜、弁当です。昼どきは多くの客が買い求めにやってきます。こうした取り組みは今後どうなっていくんでしょうか?」
事業を引き継ぐ西原社長に聞きました。
(内田キャスター)
「この城山ストアーの最大の強み、魅力はどんな所にあるとお考えですか?」
(西原商会・西原社長)
「これだけ激動の時代の中で50年を超えてスーパー業務をやってきた所が敬服する所。総菜のバリエーションも非常に支持を受けていると伺っている。もっとみなさんにおいしいものを食べてもらえる店舗を作るお手伝いは他の外食店同様やっていけるんじゃないか」
一方で機械化できることはして業務の効率化を図るということです。地元に根付いたスーパーの引き継ぎ。常連客は。
(利用客)
「資本が移っても今後存続するならそれが一番いいと思う」
城山ストアーの名前はそのままで営業は続き取引先への影響もないということです。

