いつまでも忘れたくない、旅の思い出。その記憶を写真として残すのも旅の楽しみのひとつです。ひとり鉄道旅歴17年の達人であり、漫画家&文筆家のやすこーんさんは、旅先で撮る写真が風景写真だけにならない工夫をしている、と言います。ひとり旅で写真を撮るときのポイントについて、くわしく教えてもらいました。

風景写真だけにならないための工夫

自撮りが下手なので、あまり自分の写真を撮らないのですが、観光列車などで記念撮影をしていただけるときは、必ず撮ってもらいます。

あとは宿の部屋で全身鏡などがあれば、それを写したりもします。あとから見たときに風景写真ばかりだと、「このとき、どういう服装をしていたかな?」と思い出せないことが多いからです。

旅に行く際は季節や行き先を考えて、服を選ぶのに時間をかける人も多いと思いますし、せっかくお気に入りの服を着ていったのに、1枚も写真がないのは服がかわいそうな気もしますよね。

三脚を持っていくと便利

風景と自分の写真を撮ることがある旅(東武ワールドスクウェアなど)には、三脚を持って行きます。その場合、三脚を立ててセルフタイマー、または三脚にBluetoothで接続できるリモコンが付属している場合は、それで撮ります。

三脚を使う際は、もちろんそれが許可されている場所で、ほかの人の迷惑にならないよう注意することが必要です。

三脚を手持ちで(自撮り棒として)使うときもあります。札幌雪まつりでは、そういう方を大変多く見かけました。ただし、駅では自撮り棒禁止のところが多いです。私も最近はYouTube撮影に自撮り棒は使わなくなりました。

観光地では人に頼んで撮ってもらうという手も

観光地に友人同士やご夫婦で来ている場合、ひとりずつ、かわりばんこに記念写真を撮っている姿を多く見かけます。

そういうとき、こちらから「おふたりで撮りましょうか?」と声をかけ、撮ってさしあげることも多いです。そのかわり、こちらも撮ってもらいます。あまりに立派なカメラの場合はお声がけしませんが、スマホなどで撮られている場合は、声をかけやすいです。

そういったときのためにも、ある程度、写真を上手に撮れるよう練習しておいた方がよいですね。

私は顔ハメパネルも好きなのですが、さすがに三脚を立てて撮ったり、知らない人に頼んだりする勇気はなく、いつもそれだけを撮ってコレクションしています。

iPhoneで簡単!長時間露光写真

iPhoneの写真機能で「Live Photos」がある場合、まるで一眼レフで長時間露光したような写真を撮ることができます。

「Live Photos」とは、シャッターをきった前後の1.5秒ずつの映像(音声含む)を保存してくれる機能。カメラを立ち上げて右上のマークを押すと、「Live Photos」のオンオフができます。

これを使うと躍動感のある写真を撮ることができますよ。

※ この記事は『食べて飲んで ひとりで楽しむ鉄道旅』(玄光社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。