この記事をまとめると

■軽自動車で高級車ディーラーに行くと相手にされないことがある

■乗ってきたクルマを気にしないで接客するスタッフもいる

■接客がイマイチな店舗はのちのちトラブルになる可能性があるので最初の見極めが肝心だ

軽自動車で行くと相手にされないって本当?

 庶民にとってハードルが高い場所のひとつが「高級車ディーラー」です。分け隔てることなく手厚くもてなしてくれるのか。それとも素っ気ない接客をされ、悔しさと怒り半分で早々に店を後にするのか。人によってさまざまな体験があるように感じます。

 では、実際に軽自動車で高級車ディーラーに行ったらどうなるのでしょうか。

●筆者自身も経験あり

 世の中世知辛いというか、やはり見た目が大事なのか。とある高級車ディーラーに軽自動車で行ったら店内で放置され、まるで客扱いされなかったという経験を筆者自身も経験しています。

 店舗側からすれば、いつ買うかどうかもわからない客よりも、今日にでも即決してくれる人を選ぶのは仕方ないということはわかりますが、10数年前のことでもいまだに覚えていますし、それなりにインパクトのある経験だったと思います。

●筆者以外に同様の経験をしたことがある人もいる

 とある国産車ディーラーに仕事の足として使っている軽自動車で行ってみたAさん。ショールームのスタッフから、「なんでウチに来たんだよ」といった無言の圧力を感じたそうです。それでもせっかく来たのだからと店内へ。気づけば商談中のテーブル以外にスタッフの姿はなく、奥の部屋に引っ込んでしまった模様。

 仕方なく呼び出すと「ご用件は?」といわんばかりの態度。怒りがこみ上げてくるのをグッと堪え、敢えて仕立てに「●●●を見てみたいのですが」とスタッフに伝えたAさん。その瞬間、ディーラーのスタッフがAさんの身なりを上から下に視線をずらしながらチェック。「どうぞ」とはいわれたそうですが、歓迎ムードでないことはあきらか。ため息をついてその場を離れたそうです。

単に嫌なスタッフという可能性もある

●ディーラーやセールスによってはきちんと対応してくれることも

 とある輸入車の高級車ディーラーに国産軽自動車で行ったBさん。「数年以内に買い換えを考えているので実車を見せてほしい。できれば試乗もしてみたい」と店舗側に伝えました。担当したセールス氏も長年の経験則から「このお客さまは本当に買うかもしれない」と思ったのでしょう。

 デモカーの試乗だけでなく、自宅が比較的ディーラーの近所にあり、実際に駐車場に停められるかの確認も含めてやってもらったそうです。アフターフォローも細やかで、2年後、ここのディーラーでクルマを購入したとのこと。

●相手にされなかった場合の対処法は?

 悔しい気もちはわかりますが、ディーラーのスタッフに生の感情をぶつけるのは避けてください。相手も業務上のマニュアルに沿って行動している可能性(客を選びなさいと明言しているようなセールスマン向けの資料はさすがにありません)があります。また、単にイヤなヤツということも十分にありえます。

 同じブランドでも、店舗が変わる(つまり運営元の販売会社も変わる)だけで、接客がガラリと変わることがあります。1店舗目でイヤな思いをしたとしても、2店舗目で好意的な接客を受ける可能性も考えられるので(すぐに買えないとしても)、どうしても欲しいクルマがある場合、根気強くほかの店舗にも足を運んでみてください。

●まとめ:現実に起こりうる可能性があることを前提に行くべし

 客商売である以上、悲しいかなこのような場面に遭遇する可能性は避けられません。裏を返せば「クルマを購入したあとにひどい店舗だった」と知る前にわかってよかった……と解釈できれば理想的です。

 また、店長が替わるとそのディーラーのイメージや雰囲気が大きく変わることがあるので、タイミングもあるかもしれません。

 見た目で接客態度があからさまに変わるのはどうかと思いますが、軽自動車で高級車ディーラーに行く場合、多少なりとも塩対応されることは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。