谷川は今後どう起用されていくのか。(C)Getty Images

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 2月開催のSheBelieves Cupでのアメリカ戦(なでしこジャパンが2-1で勝利)、注目の谷川萌々子は出番がなかった。FIFA女子ランク1位の強豪を相手に谷川がどんなプレーを見せてくれるのか期待したファン・サポーターもいただろうが、識者の河治良幸は次のような感想を抱いた。

「アメリカ戦はスタメンを見ても大きな違和感がありませんでした。中盤に籾木(結花)選手、宮澤(ひなた)選手がいた時間帯も(ニルス・)ニールセン監督の意図は見て取れたので。しっかりと勝ちにいくプランを示していたし、谷川選手を使わないことにストレスはありませんでした。むしろ、アメリカ戦で彼女がベンチにいたことを忘れてしまうくらい、いや、正直、忘れていました」

 河治氏の見立てでは「長谷川(唯)選手がチームの絶対軸で、谷川選手は武器」。そもそも長谷川と谷川の比較は現時点で無意味で、「長谷川選手を置く前提で、籾木選手なのか、宮澤選手なのか、谷川選手なのか、攻撃面の人材配置はそんな流れで決まるはずです」(河治氏)。
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 プレーの衝撃度はコロンビア戦のミドル弾を見ても谷川が上だが、SheBelieves Cupを通しての安定感、チームでの支配力は長谷川に分がある。谷川が戦術の軸になる場合は「長谷川選手がコンディションを下げたり、パフォーマンスが酷く落ちた時」と河治氏は言う。

 今後は長谷川と谷川の共存も見てみたい。

構成●サッカーダイジェストTV編集部