チェ・ジョンヒョプの「人の心を溶かす魅力」に心射抜かれる!初恋ロマンス『偶然かな。』ディズニープラスで全話独占配信中
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自分の気持ちが何なのかもわからず、いがみ合ったり、放っておけなかったり、不器用だった高校時代から10年。“偶然”なのか、運命なのか、再び出会った2人が新たに始める恋を描いた感動ラブストーリー、『偶然かな。』。韓ドラお得意の“初恋ロマンス”の本作がDisney+(ディズニープラス)の「スター」で配信され、毎話更新のたびトレンドを賑わす人気だ。

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「10年ぶりの初恋」も期待をひっくり返す展開に…


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それもそのはず。主演を務めているのは、TBSの連続ドラマ『Eye Love You』で爆発的人気を得たチェ・ジョンヒョプ。10年ぶりに解凍された“初恋”に翻弄されつつ、一直線にアプローチしていく主人公カン・フヨンに扮し、ここでも底なしの魅力を発揮している。さらに、突拍子もないヒロイン、イ・ホンジュを生き生きと演じるのは、名子役出身で、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』や『恋するアプリ Love Alarm』などで知られるキム・ソヒョン。2人の化学反応(身長差含め)も高ポイントで、回を重ねるごとにキュン度が倍増している。

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それだけではない。このドラマ、王道の初恋物語と思いきや、一筋縄ではいかないところがおもしろい。たとえば、冒頭。物語は、仕事でアメリカから一時帰国したカン・フヨンが、見合い相手と誤って声をかけてきた高校時代の同級生イ・ホンジュ(キム・ソヒョン)と再会するところから始まる。これだけならラブコメの定番だ。が、ひと目で気づき、ハッとなるフヨンに対し、当のホンジュは気づかない(振り)。

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実は気づいていたことが判明したあとも、「ただの同級生」「私たち親しくなかったし」というすげない態度で、ちょっと肩透かしを食らう。王道なら、想い合いながら引き裂かれた初恋が、時を経て再会し、心が疼き出す、というパターンだろう。そんな視聴者の期待をひっくり返し、序盤は完全にフヨンの一方通行。あげく、ホンジュには他に初恋相手がいて、いまだにその恋を引きずっているという設定。「待て待て、フヨンの立場は?」となってしまう。

ときめき要素が満載!初恋の答え合わせにも注目


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しかし! それで終わるわけがない。2話以降、初恋がどうあれ “新たな恋”が始まる予感に満ちてくる。なにせフヨンが身を寄せる叔父の住まいに、ホンジュが間借りしていることが判明。つまり、大家の甥と借用主、同じ家の2階と1階に住む関係だ。恋を大きく動かす王道展開である。

この関係をいいことに、何かと言い訳を作ってはホンジュと接点を持とうとするフヨンの言動が憎めない。そんなわけで、クールを装いながら、何かとホンジュをかまい、さりげなくかばうフヨンに対し、ホンジュもたびたび心臓が高鳴ってしまう展開に。雨に濡れないようホンジュの肩をぐっと引き寄せたり、ホンジュの元カレが現れた際も彼女の手を握り、華麗に連れ去ったりと、ときめき要素が詰め込まれ、フヨンに落ちずにいられない。

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そして、毎話織り込まれる高校時代の初恋エピソードだ。序盤こそ、フヨンばかりが彼女を気にかけているように感じられるが、3話以降、同じエピソードのホンジュ視点も描かれ、「実はそうだった!」な“初恋の答え合わせ”がされていく。この巧みな演出が、実にいい。フヨンの記憶、ホンジュの記憶が揃い、当時の不器用だった2人の初恋が、現在と重なり、完成されていくのだ。ネタバレになるので詳しくは避けるが、ホンジュがアニメ監督をめざした理由など、ハッとなる“答え合わせ”にも注目だ。

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さらには、フヨンからホンジュへのストレートで甘いセリフの数々もかなりの胸キュン度。たとえば、「昨日のことは忘れる」というホンジュに対する「キスしたこと? お前に好きだと言ったこと? 俺は今のほうが楽しい。お前が俺を意識してるから」というセリフ。「そんなに見ないで」という彼女に、「見ない。そのかわり俺のことは見ろ」という命令。フヨンの真っ直ぐな愛情表現は、本作の見どころのひとつだろう。

チェ・ジョンヒョプの「人の心を溶かす魅力」に心射抜かれる


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何より、チェ・ジョンヒョプの人の心を “溶かしてしまう”ような魅力だろう。本作のフヨンは、『Eye Love You』のテオ君とはまた違ったタイプのキャラクターだ。しかし、表情ひとつ変えず、淡々と振る舞いながら、ホンジュを見る目だけは優しく、幸せそうで、観ているこちらまで幸せな気持ちにさせられる。「もう、こいつはまいったな」とでもいうように、くしゃっと綻ぶ笑顔にたまらなく心をくすぐられる。彼女の予想外の言動に目を丸くして驚いたり、つれない反応に悲しい表情を見せたり、ちょっとした表情の変化にフヨンの心情が浮き彫りになり、目が離せなくなってしまう。

加えて、大きく広い肩、186㎝の長身で着こなす高校の制服姿は愛らしく、黒シャツ&パンツの大人ファッションはスタイリッシュ。立ち姿だけでときめかせる威力を放つが、ケガをしたホンジュをすっと抱き上げて階段を上がる姿など、理想の彼氏感ハンパなし。

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表情、スタイルに加え、声、である。落ち着いたトーンの低音ボイスを持つチェ・ジョンヒョプだが、本作でもその言い回しに幾度となく心射抜かれる。たとえば、1話のラスト、「初恋は特別、一生に一度のもの。冷凍させておかないと鮮度が保てない。だから、初恋は解凍しちゃいけない」と話すホンジュに対し、フヨンはこう言う。「俺のは溶け始めたみたいだ」。ここのチェ・ジョンヒョプの言い回しが、楽しそうで、意味ありげで、とてもいい。

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さらに、6話では、ホンジュに「おまえに“カン・フヨン”と呼ばれると胸がドキドキする」と話す。これをそのままそっくり、彼にも返したい。「あなたが“イ・ホンジュ”と呼ぶたび、胸がドキドキする」と。そう、チェ・ジョンヒョプが呼ぶ七色の「イ・ホンジュ」は、最大のときめきポイントだ。からかいながら呼ぶとき、心配そうに呼ぶとき、少し怒って呼ぶとき、うれしそうに呼ぶとき、おそるおそる呼ぶとき、愛情たっぷりに呼ぶとき、独り言の「イ・ホンジュ」……。様々な声の色合いに触れるたび、心をくすぐられるような不思議な感覚に陥る。

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『Eye Love You』で多くの視聴者の“初恋”となったチェ・ジョンヒョプが、本作で“初恋”アイコンの座を確固たるものにしたのも納得。ふいに心に入り込んでくる“初恋男子”なのだ。ちなみに、“新たなキス職人誕生!”と評されたテーブルキスも必見(第5話)。

『偶然かな。』は、そして、チェ・ジョンヒョプは、「いつだって“初恋”は始まる」喜びを教えてくれるものかもしれない。


(執筆:髙橋尚子)


■配信情報
『偶然かな。』
Disney+(ディズニープラス) スターで全話独占配信中!
>>『偶然かな。』の視聴はこちら

【キャスト】
キム・ソヒョン『恋するアプリ Love Alarm』『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』
チェ・ジョンヒョプ『Eye Love You』『時速493キロの恋』
ユン・ジオン
キム・ダソム

【スタッフ】
監督:ソン・ヒョヌク『恋慕』『僕が見つけたシンデレラ』
脚本:パク・グロ

【ストーリー】
アメリカ本社に所属するファイナンシャルプランナーのカン・フヨン(チェ・ジョンヒョプ)は生まれながらの頭脳と端正なルックスで、最善を尽くさなくても簡単に最高の結果を手に入れ、仕事に恋愛に順風満帆な人生を送ってきた。しかし、アメリカに移住してから10年ぶりに帰ってきた韓国で、高校の同級生イ・ホンジュ(キム・ソヒョン)と再会。時が経っても変わらず奇抜で面白く、温かいホンジュの姿をみたフヨンに、いつの間にか忘れていたあの頃の感情が呼び起されていく――。

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■関連リンク
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