防犯カメラには赤外線を利用した暗視機能が搭載されているものがあり、光がまったくない暗闇の中にいる人物の顔をはっきりカメラに捉えることができます。そんな赤外線カメラから顔を撮影されることを避けるための服「The Camera Shy Hoodie」を、アイダホ大学でアートとテクノロジーについて学ぶマーク・ピアース氏が開発しました。

The Camera Shy Hoodie - Mac Pierce

https://www.macpierce.com/the-camera-shy-hoodie

The Camera Shy Hoodieがどんな服なのかは以下のムービーを見ると一発でわかります。

The Camera-Shy Hoodie on Vimeo

赤外線暗視機能を搭載した監視カメラの映像が映ります。



裏口に激しく光る物体が登場。



扉を開けて裏庭に入り込む発光物体。



発光しているのは人の顔部分でした。



普通のカメラで撮った映像では、普通の黒いパーカーを着込んだ男性に見えます。



しかし、よく見るとパーカーの肩の周りに複数の穴が空いています。このパーカーこそがThe Camera Shy Hoodieであり、穴の下には高出力の赤外線ストロボが12基も埋め込まれています。



穴の直径はわずか8分の3インチ(約0.95cm)で、遠目から見てもほとんど目立ちません。また、赤外線ストロボが発射するのは波長850nmの赤外線なので、スロトボの光は人間の目では見えません。



The Camera Shy Hoodieに仕込まれている小さな基板は、USB経由で電源を得て赤外線ストロボを制御します。



The Camera Shy Hoodieをマネキンに着せて暗い場所に置き、赤外線暗視カメラで撮影します。赤外線ストロボが発光していない状態だと、マネキンの顔がハッキリとカメラに映ります。



赤外線ストロボが発光すると、赤外線暗視カメラがその光を捉えるので、顔部分が光に覆われて見えなくなっていまいました。



ピアース氏は、The Camera Shy Hoodieの部品表と設計図と組み立てガイドを自身のサイトで無償配布しています。