米アリゾナ州のデュシー知事(右)と肘タッチを交わす蔡総統

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は1日、米国アリゾナ州のデュシー知事(共和党)と北部・台北市の総統府で会談し、同州との協力関係強化に期待を示した。

蔡氏は、デュシー氏が知事就任以来、多くの世界的な企業の投資を引き付けてきたと指摘。半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が同州に工場を設置することに触れ、双方の強みが結合して、互いに利益をもたらすだろうと述べた。

また同州が近く台湾に貿易事務所を設置するとし、双方の経済貿易協力の加速に寄与すると語った。

権威主義の拡張と新型コロナウイルス収束後の課題に関しては、米国と半導体やハイテク分野での連携を強化し、安全で粘り強いサプライチェーン(供給網)を構築した上で、共同で民主主義陣営の利益を守り、さらなる繁栄をもたらすことに期待していると語った。

台湾と同州が高等教育協力に関する覚書に調印したことについては、教育や文化、経済、科学技術でのさらなる連携強化に期待を寄せた。

デュシー氏は、台湾とのパートナー関係は商業面での協力だけでなく、何十年にもわたって蓄積された友好や信頼の基礎になっていると強調。台湾を支持すると述べた。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)