新幹線は世界初の高速鉄道として、長らく日本人の仕事や生活を支え、外国人旅行者に快適な旅行を提供してきたが、中国高速鉄道とはどんな違いがあるのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 新幹線は世界初の高速鉄道として、長らく日本人の仕事や生活を支え、外国人旅行者に快適な旅行を提供してきたが、中国高速鉄道とはどんな違いがあるのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、「新幹線と中国高速鉄道は同じなのか」と問いかける一方、「違いは数多く存在する」と紹介する記事を掲載した。

 新幹線も中国高速鉄道も、通常の列車よりも営業速度が速く、飛行機よりも気軽に乗れる乗り物という意味ではどちらも同じような立ち位置だ。しかし実際に利用してみると、乗車前、乗車中、下車後のいずれの場面でも違いを実感する。

 特に乗車前の違いは大きい。中国高速鉄道は乗車券の購入が「実名制」で身分証明証が必要なのに対し、新幹線では本人確認は一切必要ない。また、中国高速鉄道は「手荷物検査を受ける」必要があるが、新幹線は不要という違いもある。中国高速鉄道は駅に入る前にも本人確認と荷物検査があるので、時間に余裕をもって早めに到着する必要があり、駅に入ってからもすぐにホームには入れず、ゲートがオープンするのを待ち、改めて列に並んで改札を通過する。こうした面倒な手順がない新幹線は、中国人からすると非常に楽に感じるようだ。

 記事はさらに、車両にも違いがあると紹介している。特に新幹線には「食堂車がない」ことと「喫煙場所がある」のが大きな違いだとしている。中国高速鉄道には食堂車があって、高いのにおいしくないと不評の駅弁を販売している。記事は、新幹線には中国の旅の定番である「ヒマワリの種やカップラーメン」がなくて趣にかけるが、日本には「美しくて、冷めてもおいしい駅弁」がたくさんあり、自由に持ち込めるので、食堂車は必要ないのだろうと分析している。

 また、新幹線と中国高速鉄道の「下車時」の違いについて、「新幹線では乗車券を紛失しないよう注意する必要がある」と主張した。中国はチケットレス化が進んでおり、しかも乗車券が実名制であるためICチップ入りの身分証だけで改札を通過できるからだろう。こうして見ると、同じ高速鉄道でも新幹線と中国高速鉄道とでは、確かに違いがたくさんあることが分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)