日本は自然災害が多発する国であり、だからこそ災害対策も進んでいる。中国メディアは、日本の住宅は災害に強いと紹介する記事を掲載した。地震や火災があっても、被害を最小限に食い止める仕組みになっていると感心している。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本は自然災害が多発する国であり、だからこそ災害対策も進んでいる。中国メディアの網易は19日、日本の住宅は災害に強いと紹介する記事を掲載した。地震や火災があっても、被害を最小限に食い止める仕組みになっていると感心している。

 記事はまず、日本の住宅は災害対策が万全なので、地震などの災害が多くても「安心して眠れる」と紹介している。そして、災害に強い理由は3つ考えられると主張し、1つ目として「法律」の存在を挙げた。建築基準法の耐震基準は改正を重ねており、消防法は火災を予防し、建物と人を火災から守るのに役立っていると伝えた。

 さらに2つ目として「建材」が違うと指摘している。壁の材質が火災に強いほか、消火器や火災報知器なども取り付けられている。記事は、中国人は日本の住宅は木造が多いので、火災が恐くないのかと思うものだが、十分に対策が取られているのだと称賛した。しかし、設計と建材がいくら良くても、災害時に避難できなければ意味がない。記事は3つ目として、日本の住宅はさらに「避難経路の確保」にも余念がないと伝えている。共同住宅のベランダは、災害時の避難経路となっており、いつでも避難に使えるように空けておくと紹介した。蹴破り戸や、避難はしごなどもある。

 この点、中国の住宅はどうだろうか。中国のマンションにも、法律に則って避難階段や消防ホースの格納箱が設置されている。しかし記事は、荷物が天井までうずたかく積まれて倉庫と化した避難階段や、私有物が詰め込まれた消防ホースの格納箱の写真を掲載して、中国の現状を伝えた。これでは、いざという時に逃げることもできなければ、消火活動をすることもできない。それ以前に、災害を誘発する恐れさえあるだろう。

 これは、中国人の防災意識の低さに起因しているのではないだろうか。自分は大丈夫と思っているのだろうが、中国も決して災害が少ないわけではない。日本の住宅が災害に強いのは、日本人の高い防災意識が反映されているからこそと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)