レジ袋が有料化したことにより、エコバッグを持ち歩く人が増加した。エコバッグの利用は環境的に良いことではあるが、TPOをわきまえる必要があるのかもしれない。ガールズちゃんねるに3月26日、「エコバッグでの通勤はありかなしか。」というトピックが立った。

結婚前提に同棲している彼氏が、1週間前からエコバッグで通勤しているというトピ主。彼氏は精密機器や仕事関係の顧客データなどをエコバッグに入れて通勤しており、社会人として止めたほうが良いと注意したものの、「エコバッグだろうが、誰も見てないし!これの方が何でも入るし便利!」と全く相手にされなかったようだ。(文:石川祐介)

エコバッグ通勤はパートのおばちゃんくらいでしょ」

トピ主によると、彼氏は「よくあるビニールのテロテロしたエコバッグ」を使用。使い勝手はいいのかもしれないが、これには批判的な声が多い。

「お弁当入れるくらいなら分かるけど通勤バッグなら無し」
「サブバッグとしてじゃなくてそれがメインバッグなのは確かにみっともないかも…」

弁当や水筒など業務に関係ないものを入れるのであれば問題ないが、業務に必須のものをエコバッグに入れるのは不適切なのかもしれない。中には、「エコバッグでの通勤って図々しい性格のパートのおばちゃんくらいでしょ」といった声もあり、良い印象を持っていない人は珍しくない。

「顧客データの入った鞄を失くして大問題なるかもねぇ。元同僚がトートバッグでそれやらかした」

エコバッグは開け口にジッパーなどが付いていないことも多い。顧客データを無くすと会社全体の信用問題にかかわるため、ビジネスバッグに入れたほうが安全である。

「お客さんに会ったり、取引先とかの人の目に留まるのならナシ」

とは言え、「会社がなにも言わないならいいんじゃない?」という声も。現状特に問題が起きてないのだから、あれこれ周囲が口を出すべきではない。

「数年前はスーツにリュックもどうかと思ったけど今じゃ普通だね」

リュックやスニーカーなど、カジュアルな姿で出勤するビジネスパーソンを見かける機会は増えた。鞄や服装で作業効率が変わるわけではないので、スーツ・革靴・ビジネスバッグと決めつけるのは古い価値観なのではないか。

さらには、「通勤でしか使わないならなんでもアリ。でもお客さんに会ったり、取引先とかの人の目に留まるのならナシ」と、エコバングで取引先は問題だが、内勤であれば別に良いだろう。

トピ主は彼氏と結婚前提に同棲しているようだが、これを機に彼氏の勤め先についていろいろ掘り下げてみてはどうか。