日本で自殺した中国人女子留学生「日本は悪くない、むしろ救ってくれた」
記事は、中国が春節の祝賀ムードに包まれていた今月16日、中国人留学生の梅一凡さんが自らわずか25歳の生涯を閉じたと紹介。梅さんは自殺前に4000文字に及ぶ遺書を残しており、そこに自らの心の内や、自殺の理由が克明に記されていたと伝えた。
記事はその上で、梅さんが留学前に重度のうつ病を患っており、医師から大量の薬を処方されていたことを「知らなかったはずはない」と指摘するとともに、日本でも精神科に通院して検査を受け、医師のカウンセリングを受けていたものの、医師から「あなたのうつ病は病理現象ではないので薬を飲んでも意味がない。20年間もの間、苦しみが体に融け込み続けてきたあなたの体は、カウンセリング型の治療でも治せません」と言われたと伝えている。
そして、ネットユーザーからは「薬物投与に意味がない」「治らない」と通告した日本の医師に対して「無責任だ」「医師としてのモラル、倫理ががない」という批判が寄せられたとする一方で、「しかし、彼女は、留学していなかったらとっくに命を絶っていたかもしれないのだ。留学によって両親からの束縛から解放され、慣れない土地での生活ながらも自由を、自分ですべてを決定する権利を得たのだ。しかし、自由を得たことにより皮肉にも家庭環境が自身に与えてきた影響がすでに骨髄にまで染み込んでいて、これを断ち切るには命を絶つほかはないのだということに気づいてしまったのだ」とした。
記事は、中国ではわが子に対して非常に大きな愛情を注ぎ、何から何まで手を貸したり、親が敷いたレールの上を走らせようとする傾向があると指摘。このような行き過ぎた愛情が、独立した個体であり、自らの思想を持つべき子どもを窒息させてしまうのだとし、小さい頃は「いい子」でいても、大きくなってから長年の蓄積してきた鬱屈が爆発してしまうのだと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
