海賊版サイトの摘発について説明する刑事局幹部ら

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(台北中央社)台湾や日本のドラマなどを無断配信し、約10億台湾元(約36億円)近くの利益を得ていた台湾最大の海賊版サイト「楓林網」(8maple.ru)の運営者2人が逮捕、送検されたことが分かった。内政部(内務省)警政署刑事警察局(刑事局)が8日、記者会見を開いて発表した。

同サイトは台湾や海外のドラマ、欧米の映画などを不特定の視聴者に無料で配信し、インターネット広告で利益を得ていた。運営者はいずれも30代の男で、大学、大学院の同窓生。2014年に架空の会社を設立し、米国やカナダ、ウクライナなどにサーバーを設置して違法サイトを運営していた。最大月額200万元(約720万円)の利益を得ていたとみられる。

これまでに日本のコンテンツ海外流通促進機構(CODA)や米モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)など、海外の著作権団体や台湾のテレビ局などが同サイトを提訴していた。

刑事局は約半年間かけて調査を行い、3月31日に2人を逮捕。同サイトは閉鎖された。2人は送検後、それぞれ50万元(約180万円)、30万元(約110万円)で保釈されたという。

(黄麗芸/編集:塚越西穂)