小雪

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WOWOWで放送される『連続ドラマW トップリーグ』の試写イベントが、30日の都内で行われ、玉山鉄二のほか、池内博之佐久間由衣小雪陣内孝則小林薫らキャスト陣が登壇した。

全6話で放送される同作は、相場英雄(あいば ひでお)原作の政治サスペンス。永田町の闇を暴くもので、昭和史に残る疑獄事件を追う中で、官邸最大のタブーを浮かび上がらせる。

なお、タイトルにもなった"トップリーグ"とは、総理大臣や官房長官、与党の幹部に食い込んでいく一部の記者を指すものだ。

小雪


劇中で、新聞記者を演じる小雪。メッセージ性を持った作品が並ぶWOWOWのドラマは初挑戦とのこと。今作の役どころの印象を尋ねると「私の役柄は、同期の松岡さん(玉山が演じる役名)と同じように上昇志向の強いキャラクターでした。それでいて、実は私…まったく上昇志向は持っていないんですよ」と自身の性格と比べて、笑い出した。

「自分は、もの凄くマイペースなんです」と真逆なタイプだという。台本を読んでみて「毎シーン、どういう気持ちなんだろうって、凄く悩んだんです」

「なんせ、上昇志向の固まりって思うセリフばかり。何回も読み返すうちに気持ち悪いと思って…」とオーバー気味に話し、笑わせた。

「どんな風に役に入っていっていいか、本当に悩んだのですが、他の登場人物を見ていくと、自分の志とか、情熱とか、または生き方というものを持っていて、そういった信念に向かって突き進む姿が、そんな風に見えるだという解釈に繋がった。そう納得できるようになってからは、辛くなくなったんです」と考え方次第で、解決できたそうだ。

「演じてみて、台本も素晴らしかったですし、皆さんのキャラクターの心の動きや描写も興味深くて、私たち俳優が魂を込めていけるかどうか、少しでも近づけていく作業が楽しみでもありましたし、学びもたくさんありました」としみじみ語っていた。



主演の玉山も「WOWOWのドラマは、確かにメッセージ性が強いものが多い」と同意。「政治家の汚職だったり、表現しづらいものがたくさんある。そこに背中を向けないで、突き進んでいる。情報を選ぶ大切さだったり、皆さん個々が感じとれるものが詰まっています。是非、ご覧になって発見してください」とアピールしていた。



▼ (左から)小雪池内博之玉山鉄二






▼ (左から)佐久間由衣小林薫


▼ 『連続ドラマW トップリーグ』プロモーション映像


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