ノーベル賞有力候補、14年ぶり「日本人」なし
森教授は、細胞小器官である「小胞体」の中に存在する変性たんぱく質の検出と修復の仕組みを発見したことにより、15年に有力候補者に選ばれた。00年代の前半から被引用数が急激に高まり、さらに引用分野の割合も基礎生命科学から臨床・薬学へと推移していた。
また多孔性金属の研究で10年の化学賞の有力候補になった北川教授の論文は、世界47カ国から出た論文で引用されている。さらに、19年までの企業からの引用数が219と多く、産業界からの注目の高さが評価された。
クラリベイトが選んだノーベル賞有力候補者の対象分野は生理学医学、物理学、化学、経済学の4分野。過去30年の論文を分析し、被引用数が2000以上の論文について、引用数の推移や他の科学賞の受賞歴などを基に選んだ。
今年は物理学分野では量子計算と量子暗号に関する研究が選ばれ、生理学医学分野では免疫疾患のメカニズム解明に貢献した免疫細胞の発見に関する研究成果が選出された。
<関連記事>
[https://www.nikkan.co.jp/jm/asahi-kasei{ノーベル賞最有力候補・吉野氏を生んだ旭化成の開発魂}]
[https://online.nikkan.co.jp/{ノーベル賞関連、最新ニュース一覧}]
