iPhoneブランドの「忠誠心」が減少?Androidへの乗り換え増加との調査結果
ただ、この調査結果にはいくつか注意すべき点があります。1つには、調査対象のサイズが比較的小さい上に「BankMyCellのような下取りサービスを利用する客層」という偏りが窺えること。米国ではアップルは毎年最新のiPhoneに切り替えられるアップグレードプログラムを実施していますが、それを利用しているユーザーは除外されているわけです。
もう1つは、米調査会社CIRPによるリサーチ結果と大きな隔たりがあること。今年1月、同社はiOS(iPhone)の忠誠心が91%だったとして、高水準を維持していると述べていました。
米調査会社KantarとGartnerも、スマートフォン業界に関する新たなレポートを発表しています。前者によると、2019年第2四半期(4〜6月)の米国における販売台数はiPhoneが36%を占め、前年同期比で2.4%減少したとのことです。
かたやGartnerのデータでは、2019年のスマートフォン出荷台数は世界全体で3.8%減となる見込み。「スマートフォンが大きな実用性、効率性、または経験を提供しなければ、ユーザーは買い換えず、結果としてデバイスの寿命を延ばすでしょう」とも述べています。
アップルやサムスンといったブランドへの「忠誠心」を示すためには新たなデバイスを買う必要がありますが、スマートフォンの買い換えサイクルが長期化し、そもそも調査の対象とならないユーザー人口が着実に増えているのかもしれません。
