SNSで話題の「ヘルプマーク」が東京発から全国へ 本当の普及はこれから?

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自動車に付ける「初心者マーク」は誰もが知っているだろう。
では「ヘルプマーク」はどうだろか?

今の時代は、自分の状態や状況をアピールし、支援や援助、配慮しあう「マーク」が徐々にだが増えてきている。

●「ヘルプマーク」の意味は? いつからある?
ヘルプマークは、ヘルプ……助けを必要とする人が身に着けるマーク。

体の障害や病気などは外見だけでは分からないことも多い。
外から見ただけでは健康な人と同じように見えていても、重い障害を抱えていたり、重い病気を患っていたりする人は多い。
そうした人が周囲の人から支援を受けやすくなるようにと、東京都が作成したマークだ。

ヘルプマークを身に着ける(配布する)対象者は
・義足や人工関節を使用している人
・内部障害や難病の人
・妊娠初期の人
・援助や配慮を必要としている人
など、とのこと。

ヘルプマークは平成12年に作成され、
・ヘルプマーク(ストラップ)の配布
・都営地下鉄などの優先席にステッカー表示
などで、周知を計ってきた。
現在は、配布エリアも広がっているとのこと。
だが、筆者は普段利用する私鉄やJRの駅やホーム、電車内で見かけたことはない。

ヘルプマークを、実際に
・目にしたことがある人
・知っている人
は意外に多くなく、認知度は、まだ低いのではと思える。

SNSでは話題となることも多く、ネットで初めて知ったという人もいるだろう。
恥ずかしながら、筆者もその一人だ。

●東京都から全国へ広がる「ヘルプマーク」
ヘルプマークのステッカーやポスターを掲示してPRしているのは、交通系では
・都営地下鉄
・都営バス
・都電荒川線
・日暮里・舎人ライナー
・ゆりかもめ
・多摩モノレール
そのほか、都立病院や民間企業への働きかけも東京都は行っているとのこと。

2017年にヘルプマークのデザインが、JIS Z8210(案内用図記号)に追加された。
このことの意味は大きい。
東京都発だったヘルプマークが、全国共通のマークになったからだ。

今後はさらなる普及、浸透が期待できそう。

ヘルプマークの認知度がアップすれば、お年寄りに席を譲るマナー同様に、電車やバスの中で、ヘルプマークを携帯している人に
・席を譲る
・困っていたら声をかける
といった支援行為が自然と行われる機会も増えていくだろう。

ヘルプマークを知ることは、そんな優しい社会への第一歩だ。