ネコを愛するあまり顔認識技術搭載のネコ専用監視装置を作った猛者が登場

by Vik Approved
機械学習を使った顔認証技術は精度の向上に伴ってiPhoneのFace IDに使われたり、中国では警察の捜査に使われたりしています。そんな中、オランダの男性が「猫の顔認証デバイスを作成した」と話題になっています。
This Guy Made a Facial Recognition Device for His Cat - Motherboard
https://motherboard.vice.com/en_us/article/a34q3e/facial-recognition-diy-pets-cats-dogs
http://www.businessinsider.com/engineer-builds-cat-facial-recognition-device-2018-2
ファイル交換サービスWe TransferのフロントエンジニアであるArkaitz Garroさんの家の庭には、数年前から同じネコがしばしばやってくるようになったそうです。Garroさんはそのネコが庭の窓越しにこちらを見ていることに気がついたら、家の中に入れてあげていたとのこと。最近になってGarroさんは、「Bobis」と名付けたそのネコが野良ネコがどうか気になって調べてみました。すると、どこかの家の飼いネコというわけではなかったものの、Garroさんを含むご近所さんの間でかわいがられていることがわかったそうです。
Garroさんは「Bobisが庭に来たら、外で自分が気づくまで待たせずにすぐ家の中へ入れてあげたい」と考え、「Bobisが庭に来たら通知が来る装置」を開発することに決めました。
Garroさんは格安シングルボードコンピューターのRaspberry Pi(ラズベリーパイ)にモーションセンサー付きのカメラモジュールを取り付け、Bobisが庭に現れたら自動で写真を撮影するように設定。撮影した写真をクラウドベースの無料画像認識プラットフォームであるAWS REKOGNITIONに自動送信し、クラウドにアップロードされた写真がBobisの顔と一致すれば、GarroさんにSlackでメッセージが届くようになっているそうです。

「装置の組み立ては数時間程度で完了しましたが、その後にソフトウェアが正常に動作するように調整するのでもう少し時間がかかりました」とGarroさんは述べており、かかった費用はおよそ50ドル(約5500円)ほどだとのこと。
装置はBobisがカメラのほうをしっかり向いてくれれば、ほぼ確実にBobisの顔を見分けることが可能だとのことで、AWS REKOGNITIONはネコの顔でもしっかりと認識してくれるそうです。

なお、Garroさんは独自の方法でペットの顔認識装置を開発しましたが、自宅のドアにペットドアがある人はペット専用の自動ドアを、Windows10搭載のIoT Coreを利用してDIY可能。セットアップにかかる時間は10時間ほどとのことですが、興味のある人は愛するペットのために作ってみてもいいかもしれません。
Building a pet recognition door Using Windows 10 IoT Core
