マット・ボマー

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米国俳優のティモシー・マクニールが初監督を務めるトランスジェンダーをテーマにした映画『Anything(原題)』に、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズで共演しているマット・ボマーとジョン・キャロル・リンチが出演することが明らかになった。米Varietyが報じている。

本作にはマットとジョンのほかに、モーラ・ティアニー(『ER 緊急救命室』)や、マーゴット・ビンガム(『ウォーレン・ファミリーの秘密』)、メロラ・ハーディン(『名探偵モンク』)が出演。ロバート・ハルミ・Jr(『アウター・ゾーン』)とジム・リーヴ(『コナン・ドイルの事件簿』シリーズ)、さらに『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロが製作総指揮を務める。主演のマットも製作総指揮を兼任する。

『Anything』は、ティモシーが手掛ける同名の演劇をベースにしている。ジョンが演じるのは、妻が亡くなったことで自殺願望を持つようになった男性。ミシシッピからモーラ演じる姉のいるロサンゼルスへ引っ越すことになり、そこでマット演じる性転換した売春労働者と友好を深めることでお互いの心の隙間を埋め合っていくというストーリーだ。

製作総指揮のマークは、「難しいテーマに思い切って踏み込んでいるこの企画に参加することができてとても嬉しく思っているよ。愛はこの作品の大きなテーマで、全ての差別や政治的な問題を越えているんだ」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)