学生の窓口編集部

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年末年始にテレビ番組を見ていると、「賞金100万円が当たる!」なんて華やかな企画も数多くありますよね。「当たったらいいなぁ」なんて、気軽な気持ちで挑戦したことがある方も多いのでは? しかし、もし本当に当たってしまったら!? もちろん納税の義務だって発生するのです。「賞金」や「商品」にまつわる、気になるところを解説します。
■賞金? 商品?

テレビ番組を見ていると、「賞金プレゼント」という企画もあれば、「商品プレゼント」という企画もあります。好きなものに使えるのは、もちろん賞金! しかし、限定品やなかなか手に入らないもの、前から欲しいと思っていたものである場合、商品にも大きな魅力があるものです。もちろん「当たるなら、どちらでもうれしい!」というのが本音ですが……実はこの二つ、「お得度」には大きな違いがあることをご存じでしょうか。

■賞金にも商品にも税金がかかる!

「賞金100万円」と「商品100万円分」。価値としては、同じように思えます。要は「お金でもらう」のか、それとも「購入してもらう」のか、という違いですよね。「どちらでも良い!」と考えるあなたは、実はちょっぴり損をしているのかもしれません。

なぜそんなことになるのかというと、その秘密はズバリ「税金」に隠されています。賞金でも商品でも、高額の一時所得には税金が課せられます。ちなみにテレビ番組などで賞金・商品をもらう際の特別控除は、50万円。これを超えると、納税の義務が発生します。

■ズバリ、お得なのは?

たとえ一時的な収入であっても、「賞金100万円」「商品100万円分」にも、税金が課せられます。しかし、両者の税金計算方法には、ある違いがあります。それが両者のお得度に、確かな差を生み出しているのです。

賞金100万円の場合、まずは50万円が特別控除の対象となります。残りの50万円の半分から、源泉徴収の10%を引いた20万円が課税対象額となります。一方で「商品100万円分」の場合、まずは「商品の正価100万円」に60%をかけます。その60万円から特別控除の50万円を引き、残りは10万円。その半分から源泉徴収の1万円を引いた4万円が、課税対象額となります。

この計算結果から、「もらえる金額は一緒でも、支払う税金には大きな違いがある」ということがおわかりいただけるかと思います。つまりは、欲しいものが決まっているなら、現金ではなく、商品でもらったほうがお得なのです。

さぁ、こんな知識さえ頭に入れておけば、年末年始の特番で、いつ高額商品が当選しても大丈夫!? ドキドキワクワクしながら、「100万円分の商品」を狙ってみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)