長年にわたって日本の企業に定着していた「定期昇給(定昇)制度」がなくなるかもしれない。日本経済団体連合会が2012年の春季労使交渉に向けて経営側の指針としてまとめる「経営労働政策委員会報告」に、定昇の見直しが盛り込まれることになった。もちろん、日本労働組合総連合会(連合)の抵抗は必至だ。しかし、日本経団連はグローバル競争の激化や長引くデフレで「(定昇の)実施を当然視できなくなっている」と指摘し、強気の