親子の関係は、時を経て「支える側」と「支えられる側」が逆転していくものです。 一方で、いつまでも子の力になりたいと願う親の思いと、寄り添いたいと願う子の間に生じるすれ違いも存在します。 私たちが限られた時間のなかで、悔いなき別れを迎えるために必要な視点とは何か。実例を通して考えていきます。いつまでも消えない「親」という自負 安藤健一さん(65歳・仮名)。地元で一人暮らしをしていた母・静江さん(92歳