緊迫する中東情勢の影響で、原油価格の高騰が収まらない。「有事のドル買い」が広がり、さらなる円安がインフレを助長する負のスパイラルを危惧する日銀は、政策金利(0・75%)を早期に引き上げたいのが本音だ。植田和男総裁は、次回会合(4月27―28日)での追加利上げも排除しないタカ派的メッセージを発信し続けてきた。だが、利上げによる景気の低迷を懸念する高市早苗首相には、「為替介入」などで何とかなると思い込んで