比留間榮子さんは大正12年に生まれ、2025年に101歳でこの世を去った薬剤師だ。戦争や家族の病気に見舞われながらも、亡くなるほんの少し前まで薬局に立ち続けた。彼女を長く支えたものは、一体なんだったのか。比留間さんは生前「自分に気を配る時間をとれば、必要な『くすり』は見えてくる」と語っていた――。※本稿は、比留間榮子『ほどよくまわり道して生きていく』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。写真=iStoc