東日本大震災で被災した、一人の男性が2026年に入って亡くなった。記者が取材で知り合い、以後も交流を続けていた人物だ。津波で自宅を流され、地元に比較的近い場所に家を再建したが、それでも晩年は生まれ故郷を恋しがったと、家族は話してくれた。震災と原発事故で、故郷に住めなくなった人は少なくない。帰還困難区域に指定された地域の住民は、帰りたくても帰れない状況が何年も続いた。15年の年月は、ふるさとと被災者のかか