新年度を迎える中、大手企業の初任給引き上げが相次いでいる。三菱UFJ銀行や野村証券は初任給を30万円に引き上げ、大和ハウス工業は10万円ものアップを公表した。いまや「初任給30万円時代」とも言われる中、企業はいかに対応すればいいのか。労働市場の動向に詳しく『ほんとうの日本経済』(講談社)などの著書があるリクルートワークス研究所研究員・アナリストの坂本貴志氏に訊いた。【写真】7〜8社から内定をもらうのは当た