金融緩和効果の本質は、将来の需要の前倒しである。新たに付加価値が生み出されるわけではない。資本コストの引き下げで、家計や企業が将来予定していた支出を前倒しさせるだけだ。金融緩和を長期化すると、効果が小さくなるのは、前倒し可能な需要が枯渇するためである。 【あわせて読みたい】安全保障>経済の流れで民間経済はどうなる?ニッセイ基礎研チーフエコノミストの警鐘 ゼロ金利政策が導入された1999年当