作家の渡辺淳一氏がEDを告白

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[新潮]「大津いじめ 『加害生徒』を少年院へ」



滋賀県大津市の中学2年生の加藤君(仮名)が昨年10月に自殺した件については、連日、テレビや新聞で洪水のような報道がなされている。多くの読者は、すでにこの事件の概要を理解しているのではないか。そんな中、週刊誌は独自の取材手法で、新事実を追及している。週刊新潮と週刊文春も、それぞれこの事件について多くの誌面を割いている。新潮から見ていこう。



いじめた側の3人の生徒は、加藤君に万引きを強要したり、恐喝して金を奪い取っていたことが分かってきた。「自分の口座から12万円くらい引き出し」たり、祖母のやっている銭湯の「レジからを持っていっとった」のだと言う。



さらに、自殺の当日に、いじめた側の生徒Aが取った行動が異常なのである。ある生徒の証言によると、教室にはクラスで発行している学級通信があり、そこに貼られた集合写真には加藤君の顔もあった。そして、自殺当日の放課後、「Aは教室の後ろの掲示板に、死んだ子の写真の所を画鋲で突き刺し」た上で、「おもしろそうにこう言ったんや。?死によった?って」



加えて、担任教師のふがいなさやあいまいな校長の振る舞いを指摘し、「3人に事件を直視させ、深く反省させるには、少年院に送るしかあるまい」という言葉で記事は終わっている。ちなみに、Aは加藤君の自殺後に京都の中学校に転校し、そこで「集団リンチ事件」を起こしているという。



[文春]「大津中2いじめ自殺 新聞・テレビが報じない全真相」



いじめた側の生徒の少年院送りを主張する新潮とは異なり、文春は客観的な状況を淡々と報告し、読者に判断を委ねる手法をとっている。取材源が限られているのか、両誌の記事にはかぶっている部分が多い。以下、文春のみに書かれている事柄を紹介する。



去年の夏休みに琵琶湖で、いじめた側の3人は加藤君に無理なナンパや、湖の中での自慰行為を強要していた。また、新潮が報じたAの画鋲刺しの件については、担任の教師が「怒りもせんと困ったように顔でその画鋲を一つ一つ取り除いた」という情報も紹介している。



注目すべきは、加藤君の自殺やその周辺に関するガセ情報がネットで流れている点を検証している記事だ。この件に怒りを爆発させたデヴィ夫人が、自身のブログに加害者と思われる生徒の実名や顔写真、親族の勤務先などを晒した。だが、その情報の一部が間違っていたために、夫人は謝罪することになった。



夫人がネタ元にしたのが、「鬼女板」であった。この掲示板は2ちゃんねるに存在し、投稿しているのは「20代から30代の主婦が中心」だと言う。「徹底して調べるための暇な時間と行動力がある」彼女たちは、「何か世間が関心を持つ事件が起きる」と「加害者や犯人の個人情報を調べ、掲示板にアップしていく」。



相手が誰であれ、知らせたくない個人情報を勝手にネットで公開してしまうこと自体に、大きな問題があると思う。しかし、それより深刻なのは、その裏が取れていない情報を鵜呑みにして信じる人の存在だ。夫人は、まさにその一人となってしまったがゆえに、謝罪する羽目になった。


[新潮]「インポテンツ(不能)を書く」



小説家・渡辺淳一氏が連載コラム「あとの祭り」で、新たに始めた新聞小説について触れている。「全国各地の地方紙と、日刊ゲンダイなど」に連載される小説の主題はなんと「インポテンツ=不能」。自身が不能になったがゆえに、「不能小説」を書くことにしたのだと言うのである。



渡辺は、まず「70歳を過ぎて、年齢をとったと感じることが増えたが、ここにきて自身で驚き、心に大きな変化をもたらしたのが『不能』になったことだった」と述べる。そして、不能が「男女関係にも新しい幸せをもたらしてくれる、と私は信じて」おり、その理由は「不能によって、男性も女性につくす喜びを知ることができるから」だとしている。