この渡辺の思いを、どう表現したらいいのだろう。「達観」とでも言えようか。いずれにせよ、話題を呼ぶことはまちがいないこの「不能小説」の行方に、今後も注目してみよう。



[文春]「フォアグラ、ビッグサイズドリンク禁止 アメリカはまるで『フード警察国家』」



アメリカのカリフォルニア州は、7月1日から飲食店でのフォアグラの提供を禁止した。理由は「動物愛護」である。また、ニューヨークでは、「市民の肥満を防止する」ために、「ビッグサイズのソーダなどの砂糖入り飲料を、映画館やレストランで販売することを禁じる」のだと言う。



こうした状況を総じて、文春は「フード警察国家」と名付けている。他方、日本でも最近、レバ刺しが禁止された。食べ物というのは、元来、提供する側とされる側の信頼関係で成り立つべきものであろう。何を食べるのかは、提供される側が自己責任で考え、責任をとるものであり、他者に禁止される筋合いのものではないと筆者は思う。



官庁などは、せいぜい注意を喚起するくらいにして、あとは提供する側とされる側の判断に任せておけばいいのである。レバ刺し禁止が、日本の「フード警察国家」の第一歩とならぬことを祈る。



[その他]



昨日に先行して掲載したため、この記事では紹介しなかったが、やはり橋下市長のコスプレ疑惑に関する記事のインパクトが強い。今週の軍配は、文春に。



【これまでの取り組み結果】

文春:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

新潮:☆☆☆☆☆☆☆☆☆





(谷川 茂)