3年ぶり全面刷新へ!?

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「1世代古い状態」のスペーシアベース、フルモデルチェンジはいつ?

 2022年8月、スズキは「スペーシアベース」を発売しました。「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトとしたスペーシアベースは、乗用車の使い勝手はそのままに、車中泊やワーケーションにも利用できる商用車の利便性を合わせたモデルです。

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1785〜1800mmというボディサイズは、ベースとなっている「スペーシアカスタム」とほぼ同じです。

【画像】超カッコイイ! これがスズキ「スペーシア“ベース”」です! 画像で見る!(59枚)

 エクステリアデザインは、フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、バックドアガーニッシュなどをブラックで統一することで重厚感を強調するとともに、特徴的なリヤクォーターパネルや専用エンブレムによって「道具感」が演出されています。

 インテリアでは、インパネカラーパネルやリヤクォーターポケットにアクセントカラーとして採用された「グレーイッシュブルー」が力強さを表現しています。

 搭載されるパワートレインは、最高出力52ps/最大トルク60Nmを発揮する660ccの直列3気筒エンジンで、WLTCモード燃費は19.9〜21.2km/Lとクラストップレベルです。

 グレード構成は、ベースとなる「GF」と機能装備が充実した上級グレードの「XF」の2種類です。なお、どちらのグレードでも2WD仕様と4WD仕様を選択することが可能です。

 2026年5月現在の価格は、147万1800円〜174万4600円となっています。

 そんなスペーシアベースは、ビジネスユーザーはもちろん、近年の車中泊ブームを追い風に、個人ユーザーからも高く評価されているといいます。

 一方、スペーシアおよびスペーシアカスタムは2023年11月に新型へとフルモデルチェンジを果たしており、現在ではスペーシアベースのみ1世代古い状態となっています。

 果たして、スペーシアベースもフルモデルチェンジが行われるのでしょうか。

まもなく「新型」が登場?期待される変化は?

 都内のスズキ販売店担当者は、スペーシアベースのフルモデルチェンジについて、次のように話します。

「現時点ではスズキからの公式なアナウンスはありませんが、おそらく2026年内にも新型スペーシアベースが登場するのではないかと見ています。

 スペーシアベースの現行モデルは2022年8月に登場しているため、およそ4年が経過したこのタイミングでフルモデルチェンジされるというのは十分にあり得る話だと思います。

 スペーシアベースが軽商用車であることを考えると、フルモデルチェンジが行われたとしても、ボディサイズやデザインが大きく変化することはなさそうです。

 ただ、スペーシア/スペーシアカスタムと同様に、エンジンは最新の『R06D型』になると見られます。

 これにより走行性能や燃費性能の向上が期待されますが、マイルドハイブリッド機構はコストの面などから非搭載となる可能性が濃厚です。

 注目ポイントは、スペーシアベースの最大の魅力と言っても過言ではない『マルチボード』の進化です。

 たとえば、質感や使い勝手の向上に加えて、車中泊を考慮した寝心地の向上が図られるかもしれません。

 そのほか、最新の安全運転支援システムである『デュアルセンサーブレーキサポートII』が搭載される見込みです。

 一方、多少の価格上昇は避けられないと思います。ただし、スズキの軽商用車であるため、値上げ幅は最小限になると期待しています」

※ ※ ※

 スペーシアベースの最大のライバルとなるホンダ「N-VAN」は、2026年にBEVの「N-VAN e:」を発売するなど、あくまでもビジネスユーザーをメインターゲットに据えています。

 一方、スズキは軽商用バンの定番である「エブリイ」をラインナップにもつことから、スペーシアベースに対しては、個人ユーザーをメインターゲットとしているようです。

 スペーシアベースのフルモデルチェンジにより、両車のこうした違いがさらに浮き彫りになるのかどうかにも注目が集まります。