新型「フェアレディZ」マイナーチェンジモデルの進化とは?

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さらに熟成した日産の新型「フェアレディZ」

 2026年夏頃に日本での発売が予定されている、日産の新型「フェアレディZ」大幅マイナーチェンジモデル。

 2026年5月5日に富士スピードウェイで開催されたフェアレディZオーナーズクラブ“S30ZCAR.JP”主催の「DUNLOP オールフェアレディZミーティング2026」にて、初めて実車が公開されています。
 
 果たしてどのような進化を遂げているのでしょうか。

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 大幅マイナーチェンジを行った新型フェアレディZですが、まずはエクステリアの大幅な変更が印象的です。

 初代「S30型」のうち、1971年からわずか3年のみ販売された「240ZG」のエアロダイナノーズ(通称「Gノーズ」)をイメージさせるフロントバンパーを新たに採用。ノーズの先端が従来比で30mm前方へ延長されています。

 このフロントバンパーは、冷却気流を最適化して車体のリフト量を3.3%、空気抵抗(Cd値)を1.0%改善するなど、空力性能も向上させています。

 また、フロントのエンブレムは「NISSAN」から「Z」へと変更されました。

 ボディカラーには、初代S30型のグリーン(グランプリグリーン)にインスパイアされた新しいカラー「雲龍グリーン(UNRYU GREEN)」が追加されています。

 さらに足元には、3代目「Z31型」をオマージュしたという新デザインのアルミホイールが装着されました。

 内装色では新しく「タンカラー」がオプション設定され、新色のグリーンと相まって、シックな印象をもたらします。

 基本性能もブラッシュアップされており、サスペンションはショックアブソーバーが大径化(モノチューブ式)され、減衰特性をあらためてチューニング。

 路面からのショックをいなして車体を安定させ、安心感のある操作性を実現しています。

 さらには全グレードにおいて燃料タンクが新設計されており、高いGがかかる高速走行でのコーナリング時でも燃料ポンプ周りの燃料レベルを維持できるように進化。

 サーキットなどの高速走行時にも、安定した燃料供給と高いエンジン性能を維持できるように設計されています。

 そして、今回のマイナーチェンジでの注目点は、ハイパフォーマンスモデル「フェアレディZ NISMO」へのマニュアルトランスミッション(6速MT)の追加設定です。

 従来のNISMOモデルは日本仕様車では9速ATのみの設定で、素早いシフトチェンジに重きを置いた造りでした。

 新たに搭載される6速MTでは、ダイレクト感のあるショートストローク化が図られ、NISMO専用のエンジントルクプロフィールを新たに採用。

 低回転から高回転まで伸びのある加速感を実現し、「クルマを操る歓び」を最大化するチューニングが施されています。

 また、NISMOモデルの進化においては「バネ下重量」の軽量化も図られています。

 フロントブレーキには新たに2ピースローターが採用され、ローターの中心部分(ハット)をアルミ製に変更。片輪あたり4.5kg、車両全体では約9kgもの大幅な軽量化を実現しています。

 スポーツモデルらしく走りへのさらなるこだわりも追求されているのは嬉しい点といえるでしょう。

 エクステリアの変更、そして基本性能のブラッシュアップなど、さらに熟成されたフェアレディZの大幅マイナーチェンジモデル。

 現行モデルの価格(消費税込)は549万7800円から675万9500円、NISMOは935万2200円。大幅マイナーチェンジモデルでは、さまざまなコスト高騰により、販売価格は15万円から20万円程度の上昇が予想されています。

 しかしながら、2026年夏の正式発売に向けて購入や乗り換えに意欲を見せるファンの声も多く見られます。

 今年夏のスポーツカー市場を大いに沸かせてくれる注目の1台になることは間違いないでしょう。