日本はアイスランドに1―0で勝利。W杯前ラストマッチを勝利で飾った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 森保一監督率いる日本代表は5月31日、国際親善試合でアイスランド代表と国立競技場で対戦した。

 6月11日の北中米ワールドカップ開幕を目前に控えるなか、森保ジャパンが臨む本大会前最後の実戦。相手はFIFAランキング75位のアイスランド(日本は18位)だ。

 注目のゲームで日本のスタートのシステムは3−4−2−1。GKは鈴木彩艶、3バックは右から冨安健洋、吉田麻也(キャプテン)、板倉滉、ダブルボランチは遠藤航と田中碧、右ウイングバックは堂安律、左は中村敬斗、シャドーは久保建英と伊東純也、1トップは上田綺世が務めた。

 日本は立ち上がりからボールを保持し、最終ラインから丁寧に組み立てながら主導権を握った。しかし、アイスランドの素早い寄せに苦しみ、縦パスが中盤で引っかかる場面も少なくなかった。

 それでも時間の経過とともにリズムを掴み、8分には中村が久保との連係からペナルティエリア左へ侵入。右足で放ったシュートはわずかにゴール右へ外れた。

 日本はその後も高い位置でボールを回収しながら攻勢を続ける。久保のドリブル突破や冨安の積極的な攻撃参加も光った。14分には、この試合限りの招集となった吉田麻也が伊藤洋輝と交代。両チームの選手が花道を作り、スタンドから大きな拍手が送られるなか、遠藤航にキャプテンマークを託してピッチを後にした。

 守備では危なげない対応を見せた一方、攻撃では人数をかけて守るアイスランドを崩し切れない。22分には中村のクロスが上田綺世に合わず、31分にはロギ・トマソンに際どいシュートを許してヒヤリとする場面も。

 さらに36分の久保のミドル、38分の中村のヘディングはいずれもGKに阻まれ、日本はボールを支配しながらも得点を奪えず。44分のピンチは、鈴木彩が好セーブで防ぎ、スコアレスのまま前半を終えた。
 
 後半開始直後から攻勢を強めると、51分に決定機を迎える。左CKからファーサイドで板倉が合わせたが、シュートは相手GKの好セーブに阻まれた。さらに55分には長友がボレーで狙うも、こちらもGKの正面を突いた。

 一方でアイスランドも反撃。サイドから何度もクロスを送り込んだが、日本の守備陣が空中戦で競り勝ち、決定機を与えない。

 63分には瀬古の鋭い縦パスを受けた小川が、ペナルティエリア手前中央から右足でコントロールシュート。しかし、狙い澄ました一撃はわずかにゴール右へ外れ、先制点とはならなかった。

 日本は73分に塩貝健人、後藤啓介、渡辺剛を投入。フレッシュな戦力を送り込み、より攻撃的な姿勢を打ち出した。79分には久保が右サイドからカットインしてシュートを放ったものの、相手DFのブロックに遭う。

 終盤にかけても日本はゴールを目ざして攻め続けたが、最後の局面で精度を欠き、なかなか決定機を仕留められない。もどかしい時間が続いたなか、87分に菅原の右サイドからのアーリークロスに小川がヘディングで合わせてついにネットを揺らす。

 この1点を最後まで守り抜いた日本代表が1−0で勝ち切った

 6月11日には北中米ワールドカップが開幕する。森保ジャパンはグループステージ初戦でオランダ代表と対戦。世界の舞台でどのような戦いを見せるか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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