「『VIVANT』2期の前に悪影響じゃん...」日曜劇場『GIFT』の”失速”で、TBS局内から堤真一に「不満の声」

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日曜劇場」の視聴率が低すぎる

TBS局内が、蜂の巣をつついたような騒ぎになっている。

堤真一(61歳)主演の日曜劇場『GIFT』が想定外の苦戦を強いられているからだ。初回こそ世帯視聴率9%台で踏みとどまったものの回を重ねるうちに右肩下がりを記録。5月10日放送の第5話では世帯6.9%、個人4.3%まで落ち込んでしまったのだ。日曜劇場といえば、TBSドラマの看板中の看板枠。局内では単なる一作品の不振では済まされないと言う。

「さすがにこの数字に局内では“ちょっとまずい”という雰囲気になっている。ここだけの話だが『GIFT』は本命ではない。あくまで夏の『VIVANT』続編につなぐ大事なリリーフともいうべき作品だった。堤主演ならある程度の数字でバトンタッチをしてくれると期待していたわけです。

ところが、数字的には大惨敗。あまりの視聴率低下に日曜劇場のブランドそのものが棄損されないかと上層部を顔を青ざめて見守っているんです。万が一にもこのまま低視聴率のまま『GIFT』が終了すれば『VIVANT』のスタートダッシュにも影響しかねない。編成はかなり神経質になっている」(TBS制作関係者)

主役級が多すぎて、キャストの「大渋滞」

「低視聴率作品」というレッテルを貼られてしまったドラマ『GIFT』。孤独な天才宇宙物理学者が、車いすラグビーの弱小チームと出会い、再生していく物語だ。

「題材が意欲的で、パラスポーツを正面から扱う姿勢も良い。本来であれば評価されるべき作品です。しかし、その志だけで数字が取れるほどドラマの世界は甘くありません。テーマの選択をミスったと言う声すら囁かれています」(事情通)

さらに『GIFT』が視聴率を取れないもう一つの敗因が、キャストの“大渋滞”にあるという。

「リリーフドラマとはいえTBSにしたら絶対にこけられないのが日曜劇場です。視聴率を取る布陣として堤を中心に山田裕貴、有村架純、本田響矢、山口智子、玉森裕太、安田顕と言った他局なら主役級や準主役級をずらりとキャスティングしたんです」(放送作家)

ところが皮肉にも、日曜劇場らしいこの豪華な布陣がドラマの内容を薄めてしまったのだ。

「主役級の登場人物が多すぎるため、誰に感情移入していいのかが分からなくなるんですよ。結果、主人公であるはずの車いすラグビーの選手たちのキャラが薄くなってしまったんです。視聴者からすると、誰の物語なのかが分かりにくい。本来はスポーツものなので、チーム内の葛藤、敗北や主人公の成長、ライバルとの対決をもっと太く真正面から描くべきだったんです。ところが、家族ドラマを中心に、主人公の過去のトラウマや、ちょっと分かりにくい競技描写、若手選手の再生物語までもが同時進行している。視聴者が完全に置いてけぼりになっているんです」(他局のドラマ制作会社幹部)

主演・堤の扱いに困っているTBS

さらに痛かったのは、ドラマの設定の難しさに尽きるだろう。

「“宇宙物理学”と“車いすラグビー”。この二つを掛け合わせたことで、視聴者には理解が追い付かない物語になった。疑問が次から次へと出てきてしまう。それを消火できないうちに新たな登場人物が新たなトラブルを巻き起こすわけです。本来、日曜劇場の視聴者が求めているのはこうした難解な設定ではありません。明快な対立軸、分かりやすい敵、胸のすく逆転劇です。

かつての『半沢直樹』には銀行という巨大組織があり、『下町ロケット』には大企業との対決があった。続編の『VIVANT』には国家、裏切り、正体不明の組織、考察したくなる謎があった。だが『GIFT』には、こうしたカセも“引き”も無い。巨悪も出てこないし、伏線回収も、翌朝に思わず他人に語りたくなるエピソードも乏しい。いまやこうした古典的なスポ根は、視聴者には届きにくい。努力、友情、再生だけではコスパ&タイパの時代に引っ張れない。TVerのお気に入り登録も伸び悩んでいることが如実に物語っている」(他局編成マン)

そうしたなかTBSが最も頭を抱えているのが、主演・堤の扱いだという。

「堤さんは本来、視聴率で測られるようなタイプの俳優ではない。舞台も映画も含め演技力も知名度も他の役者を圧倒する。だが日曜劇場の主演である堤がここまで数字を落としたとなると、どうしても“低視聴率俳優”というレッテルを貼られてしまうわけです。局としては絶対に傷をつけたくない存在なんですよ」(芸能プロ関係者)

そうしたなか、堤サイドと旧知の間柄であるドラマ幹部は、本気とも冗談ともつかぬ顔である一言を口にしたという。

「『VIVANT』へのゲスト出演を検討したらという声です。このまま『GIFT』が低視聴率で終わったら格好が悪い。さらに『VIVANT』はTBSにとって最大の勝負作。そこに堤が再度、ゲストとして登場すれば話題性も抜群です。堤も俳優としての格を保てるし、局としても顔が立てられるわけです」(関係者)

夏には堺雅人主演の『VIVANT』続編が控えるTBSにとっては『GIFT』の失速は大問題なのだ。

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